参考写真 Ong Cheng Zheng | Unsplash
ローソンが10月31日、全国の店舗でクマによる被害を防ぐための基本方針を新たに定めた。従業員と来店客の双方がより安全・安心に過ごせる環境づくりを目的としている。
まず店舗運営マニュアル「お店を守るガイドブック」にクマ対策を追加する。内容は「出没情報の収集」「店舗に寄せ付けない対策」「出没時の対応」の3段階で整理され、自治体情報の確認や、ゴミの管理、非常時の避難方法などを具体的に示している。
さらに、クマの出没が報告されている北海道や東北、北関東の約100店舗に対し、撃退スプレーを先行配布する。従業員にはその使用方法も周知される予定だ。クマが近づかないようにする低周波発生装置の設置や、鈴やホイッスルなどクマよけアイテムを従業員が携帯することも検討する。
ローソンは今後も専門家の意見を取り入れながら、安全対策の強化を進める方針。












