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グーグル「Chrome」多数の脆弱性に対処(2025年10月28日のアップデート)

2025年10月30日 18時10分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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Google Chromeのロゴ

 グーグルは10月28日、デスクトップ版の「Google Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。深刻度「高」を含む脆弱性に対応している。

 修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、以下のとおり。

●修正された主な脆弱性

■深刻度(高)

・CVE-2025-12428:V8 における型の混乱
・CVE-2025-12429:V8における不適切な実装
・CVE-2025-12430:Mediaにおけるオブジェクトのライフサイクルの問題
・CVE-2025-12431:Extensionsにおける不適切な実装
・CVE-2025-12432:V8での競合
・CVE-2025-12433:V8での不適切な実装
・CVE-2025-12036:V8での不適切な実装

■深刻度(中)

・CVE-2025-12434:ストレージでの競合
・CVE-2025-12435:オムニボックスのセキュリティUIが正しくない
・CVE-2025-12436:拡張機能でのポリシーバイパス
・CVE-2025-12437:PageInfoでの解放後使用
・CVE-2025-12438:Ozoneでの解放後使用
・CVE-2025-12439:App-Bound Encryptionでの不適切な実装
・CVE-2025-12441:V8での境界外の読み取り
・CVE-2025-12443:WebXRでの境界外の読み取り

■深刻度(低)

・CVE-2025-12440:Autofillでの不適切な実装
・CVE-2025-12444:フルスクリーンUIのセキュリティUIが正しくない
・CVE-2025-12445:拡張機能でのポリシーバイパス
・CVE-2025-12446:SplitViewのセキュリティUIに誤りがある
・CVE-2025-12447:オムニボックスのセキュリティUIに誤りがある

●OSごとの修正済みバージョン

■デスクトップ版

・Windows:142.0.7444.59/60
・macOS:142.0.7444.60
・Linux:142.0.7444.59

 アップデートは今後、数日から数週間かけて順次展開を予定している。

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