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アスクル、“手作業出荷”で再始動 ランサムウェア被害で

2025年10月30日 13時40分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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 出荷システムがランサムウェア被害を受けて停止中のアスクルは10月29日、手作業による仮の出荷体制を構築し、試験運用を始めたことを明らかにした。当面は対象となる顧客と商品を限定した対応となる。

 注文方法や対象商品などの概要は以下のとおり。

●出荷トライアル運用(第1弾)概要

開始日:2025年10月29日

出荷拠点:

・新木場物流センター(東京都)
・ASKUL 大阪 DC(大阪府)

対象商品:

・コピーペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパー、ゴミ袋など37アイテム(すべて箱単位)

注文方法:FAX

対象顧客:BtoBサービスの一部ユーザー(医療機関や介護施設など)

納期(リードタイム):通常体制とは異なる

 同社は今後、試験運用の結果を踏まえ、順次運用を拡大する方針だ。

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