eスポーツチームZETA DIVISIONを運営するGANYMEDEは10月23日、所属メンバーに対する誹謗中傷行為への訴訟対応結果と、新たに策定した「誹謗中傷行為対応指針」について報告した。
人気ストリーマー関優太氏とその家族への殺害予告を巡る訴訟では、投稿者を特定して発信者情報を開示し、損害賠償を求めて民事訴訟を提起していた。東京地裁は2025年3月にZETA側の主張を認めたが、賠償額が不十分としてZETAは東京高裁に控訴。その後、ZETA側の主張が一部認められる見通しとなったことを受け、個人名を公表しないことなどを条件に和解が成立したとしている。
別のメンバーに対してSNS上で誹謗中傷を行った人物に対する訴訟でも、ZETAの主張が全面的に認められ、損害賠償が命じられたという。
ZETAでは、被害の再発を防ぐため、「誹謗中傷行為対応指針」を新たに策定。今後は、一定の限度を超える投稿について、メンバー本人の確認を経たうえで全件を発信者情報開示請求の対象とし、場合によっては刑事告訴も視野に入れて対応していく方針だ。













