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松本典子の「はじめよう!Azure Logic Apps/Power Automateでノーコード/ローコード」 第54回

Teamsの「絵文字リアクション」をPower Automateのトリガーにする

Teamsで「👍」が付いたらPower Automateのフローを自動実行! そんな方法を教えます

2025年10月22日 09時00分更新

文● 松本典子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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4. 実行結果

 実際に結果を見てみましょう。

Teamsメッセージへの絵文字リアクション

 上図の「◯◯イベントのお知らせ」に対して、参加希望者は「👍」を付けてもらいました。

絵文字リアクションしたユーザーに、@メンション付きチャットが自動送信される

 絵文字リアクション「👍」を付けたロボ研太郎さんに、チャットがメンション付きで送信されたことが確認できます。

Excelファイルに記録された内容

 社内イベント出席者リストに、絵文字リアクション「👍」したユーザーの情報が記載されています。

さいごに

 Teamsの絵文字リアクションをトリガーにすれば、今回のようなイベントの出欠確認や業務連絡をスマートに自動化できます。ふだん使い慣れた絵文字リアクションが、そのまま業務フローにつながるのは、まさにTeamsとPower Automateならではの強みだと思います。

 なお今回のサンプルフローでは、ユーザーの情報を取得したり、@メンションでチャットを送信したりする方法も紹介しました。これらのテクニックは、出欠確認だけでなくさまざまな目的のフローで再利用できると思います。ぜひ、身近なシーンで活用してみてください!

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