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【Japan Mobility Show】全プログラム詳細公開! 過去最多500社超が描く「ワクワクする未来」へ、いざ出発!

2025年10月19日 12時00分更新

文● スピーディー末岡 編集●ASCII

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 一般社団法人 日本自動車工業会は、10月30日~11月9日まで東京ビッグサイトにて開催される「Japan Mobility Show 2025」(JMS2025、またはモビショー)について、全実施プログラムと出展物の詳細情報を発表しました。

プレゼンをした国内自動車メーカーのみなさん

 約70年にわたり日本のモビリティの未来を提言してきた「東京モーターショー」から進化を遂げたJMSは、単なる移動手段の展示に留まらず、社会課題の解決や新しい価値を創造し、豊かで夢のあるモビリティ社会の構築を目指す「共創プラットフォーム型イベント」へと進化しています。

開催概要を説明したモビリティショー委員長 貝原典也氏

次世代モビリティ領域長 田中正実氏

 本年の開催コンセプトは「みんながワクワクし、一緒に考え、未来を創り上げていく」という想いを込めた「ワクワクする未来を、探しに行こう!」です。

 今回は自動車産業の枠を超えて、IT、通信、エレクトロニクス産業など多くの産業を巻き込み、モビリティ関連部門も新設され、過去最多となる合計500社以上(517社)の企業・団体が参加する予定です。

10年後の未来を体感するメインプログラム

 JMS2025を象徴するプログラムは、来場者が未来を具体的に体験できる「Tokyo Future Tour 2035」(トーキョーフューチャーツアー 2035)です。2023年のJMSの説明会で好評だったTokyo Future Tourが、「近すぎず、遠すぎもしない10年後の景色や生活」を感じられる未来ツアーとして復活です。

 イントロダクションを含む5つのエリアで構成され、様々な産業から178社(10/15時点)の企業・団体と共に創り上げられます。場内に入ると、未来で生活を共にするロボットや人工知能(AI)が出迎え、「FUTURE WORLD LAND/SKY/SEA」では空を飛ぶモビリティや、海、宇宙へと活躍を広げるモビリティの可能性に触れることができます。

 さらに、「FUTURE DESIGN FACTORY」では、製造工程の進化やプラットフォーム化によるデザインの自由度・拡張性を、見て、触って、乗って実感し、「10年後の未来は一人ひとりのアイデアや選択により創られる」ことを体感できます。

モビリティ文化の熱狂を体感する新たなシンボル

 今回初めて実施される「Mobility Culture Program」(モビリティカルチャープログラム)は、現在の多様なモビリティの姿に至るまでの歴史や文化に焦点を当てた、新たなシンボルプログラムです。

 屋内外で3つのエリアに分かれ、クルマ・バイクを愛する人々の熱狂と感動を提案します。 Area1の「タイムスリップ・ガレージ」では、戦後から現代まで、当時の情景と名車を3つの年代(1970年代まで、1980-90年代、2000年代)で展開します。

 また、東棟屋外臨時駐車場では、迫力満点のパフォーマンスが繰り広げられます。国内バイク4メーカーがコラボレーションした「鈴鹿8耐パフォーマンス」や、全日本ジムカーナ/全日本ダート選手権によるデモランなど、メーカーの垣根を超えた熱狂と興奮のライブステージが予定されています。

 さらに、イーストプロムナードの無料エリアでは、全国の特産品を軽トラで運ぶ「軽トラ市 in JMS2025」や、スーパーカーが集結する「TOKYO SUPERCAR DAY 2025」、国内外で注目される「痛車天国 Special meeting」など、ユニークな日替わり企画が展開されます。

共創と議論が未来を創る

 JMS2025は、スタートアップ企業を巻き込んだ共創の場も提供します。「Startup Future Factory」(スタートアップフューチャーファクトリー)には、スタートアップ企業や大学・研究機関など延べ159社が参加。2023年ピッチコンテスト受賞企業3社の取り組み報告や、未来を創り出すスタートアップ129社が4つのカテゴリーに集結します。

 また、予選を通過した計30社による決勝ピッチも実施されます。「未来モビリティ会議」では、自工会会長の片山正則氏が登壇する特別セッションをはじめ、正副会長7名が愛車や想い入れのあるモビリティを背景に「クルマ愛」をテーマに語るクロストークが実施されます。

 ほかにも、自工会理事が登壇し地方創生や物流危機、ウェルビーイング、都市の混雑問題など、社会の重要課題をモビリティの視点から議論するセッションが多数予定されています。

来場者の快適さと楽しみを追求

 ファミリーには小学生以下を対象に、モビリティ産業に関わる多様な職業体験ができる「Out of KidZania in Japan Mobility Show 2025」や、トミカ55周年記念モデルなども展示・販売される「トミカコーナー」が人気を集めそうです。

 会場各所には、受賞歴のある有名店を含む40店舗以上のキッチンカーが勢揃いする「JMS グルメストリート」が5つのエリアで展開され、グルメ体験も充実しています。

 そして、JMS2025公式アプリをインストールしておけば、来場者の趣味や目的に合ったコースプラン提案機能や、各種体験コンテンツの事前予約機能、さらにはフードエリアの混雑状況表示など、待ち時間を少なく、効率的にモビショーを楽しむための充実したサポートしてくれます。

 未来への期待と、モビリティへの熱い情熱が交差する「Japan Mobility Show 2025」。最新のテクノロジー好きなら一度は行ってみましょう!

Japan Mobility Show 2025 開催概要

名 称:Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025)
会 期:2025年10月30日(木)~11月9日(日)
会 場:東京ビッグサイト
主 催:一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)
チケット料金:前売券2700円、当日券3000円、アーリーエントリー3500円(限定5000枚/日)。高校生以下は無料。

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