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マツダファンフェスタ2025でメディアvs自動車メーカー連合軍の熱い戦いが繰り広げられていた!

2025年10月11日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129ym_afilia)編集●ASCII

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自動車メディアがサーキットでバチバチ!
目玉コンテンツの「メディア対抗ロードスター耐久レース」

第36回メディア対抗ロードスター耐久レースのスターティンググリッド

 そして土曜日のメインイベントが、第36回メディア対抗ロードスター耐久レースです。その名の通りロードスターを使い、自動車メディアが媒体の威信をかけてレースをするというもので、「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」として、ギネス世界記録に認定されています。

「ル・ボラン」チームでは、ASCII.jpでも健筆を奮っている、カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の西川さんがドライバーとして参加していました

「カー・アンド・ドライバー」チーム

女性ジャーナリスト連盟「チーム・ピンクパンサー」

 グリッドには名だたる自動車媒体がズラリ。参加チームは21チームで、実にバラエティ豊かです。

カー・アンド・ドライバーチームのピット

メディアの出展ブース

ブリヂストンはカフェを出店

 ピットも華やかで、知った仲とあってか、どこか和気あいあいの様子です。出展ブースもあり、各メディアがさまざまな展示や物販などを行なっていました。そして協賛であるタイヤメーカーのブリヂストンはカフェを出店していました。

S耐ワイガヤクラブのロードスター

ボンネットには、マツダ・スピリット・レーシングのほか、HRC、SUBARU、TOYOTA GAZOO RACING、NISMOのロゴが!

 その中で注目を集めたのが、「S耐ワイガヤクラブ」。というのも、ボンネットにはマツダのライバル企業であるTOYOTAやNISSAN、Honda、SUBARUのロゴが並んでいるから。これは一体……。

マツダ、Honda、NISSAN、SUBARUのドライバーたち

 その正体はスーパー耐久のST-Qクラスに参戦する各自動車メーカーの担当者たちが、「共挑」の名のもと、自動車業界の課題解決に向けて自由に意見交換をする場として「S耐ワイガヤクラブ」を結成。そして、トントン拍子にメディア対抗ロードスター耐久レースに参戦することになったのだとか。

HRC広報の木立さん。S耐ではHonda R&D Challengeチームの代表兼ドライバーとしても参戦しています

日産モータースポーツ&カスタマイズの木賀さん。SUPER GTのGT500クラス日産系チームの総監督でいらっしゃいます!

 ステアリングを握るのは、各社の偉い人たちばかり。ライバル企業のクルマに乗ることを楽しみにしているようです。

 レースは無給油かつタイヤ交換ナシの3時間の耐久レース。午後3時に雨模様の中で戦いの火ぶたが切って落とされました。アクセル全開で走行するとガス欠(燃料切れ)になるので、各社ペース配分が重要です。このレースではタイヤ交換と給油はないのです。

スタートして約30分、HRCの木立さんが運転するロードスターがトップに!

HRCからNISMOにドライバーチェンジ。ほかのレースでは見られない光景です

スティント終了後、インタビューを受けるHRCの木立さん

マツダ、NISSAN、SUBARU、HRCの社員がワイワイガヤガヤ

 レースは、HRCのドライバーが運転するロードスターがトップを快走するという展開に。そんなレースの様子は、YouTubeのライブ配信をご覧ください。

来年はASCII.jpもメディア対抗に出るぞー!

 「とても1日じゃ回り切れないほど、ボリュームたっぷりのイベントでした」とゆみちぃ部長。「マツダファンの方はもちろんのこと、他社のクルマに乗っている方も絶対に楽しめますね」と笑顔でした。

 そして「ASCII.jpもメディア対抗ロードスター耐久レースに参戦すればいいのに」とも。「出場したら、私がサーキットアンバサダーをしますね」というので、その時はぜひお願いします。

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