自動車メディアがサーキットでバチバチ!
目玉コンテンツの「メディア対抗ロードスター耐久レース」
そして土曜日のメインイベントが、第36回メディア対抗ロードスター耐久レースです。その名の通りロードスターを使い、自動車メディアが媒体の威信をかけてレースをするというもので、「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」として、ギネス世界記録に認定されています。
グリッドには名だたる自動車媒体がズラリ。参加チームは21チームで、実にバラエティ豊かです。
ピットも華やかで、知った仲とあってか、どこか和気あいあいの様子です。出展ブースもあり、各メディアがさまざまな展示や物販などを行なっていました。そして協賛であるタイヤメーカーのブリヂストンはカフェを出店していました。
その中で注目を集めたのが、「S耐ワイガヤクラブ」。というのも、ボンネットにはマツダのライバル企業であるTOYOTAやNISSAN、Honda、SUBARUのロゴが並んでいるから。これは一体……。
その正体はスーパー耐久のST-Qクラスに参戦する各自動車メーカーの担当者たちが、「共挑」の名のもと、自動車業界の課題解決に向けて自由に意見交換をする場として「S耐ワイガヤクラブ」を結成。そして、トントン拍子にメディア対抗ロードスター耐久レースに参戦することになったのだとか。
ステアリングを握るのは、各社の偉い人たちばかり。ライバル企業のクルマに乗ることを楽しみにしているようです。
レースは無給油かつタイヤ交換ナシの3時間の耐久レース。午後3時に雨模様の中で戦いの火ぶたが切って落とされました。アクセル全開で走行するとガス欠(燃料切れ)になるので、各社ペース配分が重要です。このレースではタイヤ交換と給油はないのです。
レースは、HRCのドライバーが運転するロードスターがトップを快走するという展開に。そんなレースの様子は、YouTubeのライブ配信をご覧ください。
来年はASCII.jpもメディア対抗に出るぞー!
「とても1日じゃ回り切れないほど、ボリュームたっぷりのイベントでした」とゆみちぃ部長。「マツダファンの方はもちろんのこと、他社のクルマに乗っている方も絶対に楽しめますね」と笑顔でした。
そして「ASCII.jpもメディア対抗ロードスター耐久レースに参戦すればいいのに」とも。「出場したら、私がサーキットアンバサダーをしますね」というので、その時はぜひお願いします。





































