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地球とお財布を救う? 「旧式PCの逆襲」

Windows 10のサポート本日終了、PC大量廃棄の危機と「捨てない選択肢」

2025年10月14日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

提供: Back Market Japan

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 ChromeOS Flexを使ってみたいと思った人は、まず復活させたい古いPCがChromeOS Flexに対応しているか「認定モデルリスト」でチェックしてみよう。ここではレノボ・ジャパンの「ThinkPad T470」を利用する。問題なく「認定済み」となっていたので、ChromeOS Flexをインストールしてみよう。

レノボ・ジャパンの「ThinkPad T470」(ChromeOS Flexを導入済み)

ChromeOS Flexのヘルプページで対応機種を確認しよう

Lenovo ThinkPad T470の欄には認定済みという記載があった

 具体的な方法についても簡単に触れておこう。まずはインストールに使用するUSBメモリーの準備から。Chromeブラウザーに拡張機能「Chromebook リカバリ ユーティリティ」をインストールし、追加した拡張機能のアイコンをクリック。リカバリーユーティリティのウィンドウが開くので画面を進める。「Chromebookの識別」の画面が出たら「リストからモデルを選択」を開き、メーカーに「Google Chrome OS Flex」、製品には「Chrome OS Flex」を選択する。

 あとは、8GB以上の容量を持つUSBメモリーを選択し、「今すぐ作成」をクリックするとインストールメディアの作成が始まる。空き容量に余裕があってもUSBメモリーの中身は消去されるので注意しよう。

 詳細な手順はBack Marketが公開しているハウツー動画や、Google公式の「ChromeOS Flex インストール ガイド」を参照してほしい。

Chromeの拡張機能「Chromebook リカバリ ユーティリティ」の「リストからモデルを選択」をクリック

メーカーに「Google Chrome OS Flex」、製品には「Chrome OS Flex」を選択

 USBメモリーの作成が完了したら、これをThinkPad T470のUSB端子に差して起動する。この機種ではLenovoのロゴの表示後に「F12」キーを押すとブートメニューが表示されるが、ブートメニューの表示方法はメーカーや製品ごとに異なるので各社のマニュアルを参照してほしい。

 USBブートが成功すると、すぐにインストール画面が開く。あとは画面の指示に従って進めていけばいい。最初の画面で、言語を日本語にしておくと操作しやすくなる。最後にGoogleアカウントでログインすると、ChromeOS Flexが起動する。

USBメモリーを装着し、ブートメニューを表示する

画面の指示に従って、インストールを進める

Googleアカウントでログインする

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