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トレンドマイクロ製品、最新版「Chrome」で通信保護が無効になるおそれ

2025年10月08日 16時20分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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Google Chromeのロゴ

 トレンドマイクロは10月7日、同社の一部製品に搭載された危険なサイトからの保護機能(Webレピュテーション)が、最新版の「Google Chrome」で正しく動作しないケースがあることを公表した。

 対象製品や不具合の詳しい症状などは以下のとおり。

●対象製品

・Trend Micro Apex One
・Trend Micro Apex One SaaS
・Trend Vision One Endpoint Security - Standard Endpoint Protection
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス

●不具合が生じるブラウザー

・Google Chrome 141以降(32bit/64bit)

●症状

・Google Chrome 141以降を利用した「https通信」に対して、Webレピュテーション機能が動作しない場合がある

 問題が確認されているのは上記のGoogle Chromeのみ。同じ「Chromium」系ブラウザーの「Microsoft Edge」に関しては、本件の影響は受けないという。

 同社はユーザーに対して、Google Chrome以外のサポート対象ブラウザーを利用して問題を回避するよう案内している。

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