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CORSAIR新作マウス「SABRE v2 PRO」と、キーボード「VANGUARD PRO 96」をレビュー

あまりにも軽い「36g」のゲーミングマウスで遊んで実感、この軽さは“正義”だ。

2025年10月10日 11時00分更新

文● Okano 編集 ●貝塚/ASCII

提供: CORSAIR

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プロレベルの性能を支える最先端テクノロジー

 ここで、両製品の優れた使用感を支える詳細なスペックを見ていこう。

 プロのFPSプレイヤー向けに設計された「SABRE v2 PRO ウルトラライトワイヤレス」は、36gの超軽量設計だけが特徴ではない。その心臓部には、最大3万3000DPIを誇るCORSAIR MARKSMAN S光学センサーを搭載し、わずかな動きも正確に捉える。また、一般的なゲーミングマウス(1000Hz)の8倍にあたる8000Hzのハイパーポーリングに対応しており、マウスの操作情報がPCに送信されるまでの遅延を極限まで減らしている。

 ワイヤレスでありながら、バッテリーは最大70時間持続するため、充電の心配も少ない。スイッチには1億回のクリック耐久性を誇るカスタムチューニングされたメカニカルスイッチが採用されており、高い信頼性を誇る。

VANGUARD PRO 96

 一方の「VANGUARD PRO 96」は、テンキーや矢印キーを備えながら、一般的なテンキーレス(TKL)キーボードに近いフットプリントを実現した96%フォームファクタが特徴だ。デスクスペースを有効に活用できる。

 キースイッチには前述の「CORSAIR MGX Hyperdrive ホール効果スイッチ」を採用。これは磁気を利用したスイッチで、アクチュエーションポイントを0.1mmから4.0mmの間で自由に調整できる。さらに、互換性のある他の磁気スイッチに交換できるホットスワップにも対応している。

 内部には4層構造のサウンドダンパーを内蔵し、打鍵時の不要なノイズを吸収して心地よいタイピング音響を実現している。また、前述の通りゲームや配信に便利な6つの専用Gキーや、Elgato Stream Deckとの連携機能も搭載し、生産性を大きく向上させる。

CORSAIR Web Hubによるカスタマイズ

 ここまでにもたびたび言及してきたが、両製品ともにブラウザベースの軽量ユーティリティ「CORSAIR Web Hub」を通じてカスタマイズが可能だ。専用ソフトウェアをインストールする必要がないのは便利だ。DPI設定やマクロの作成、キーマッピングなどを手軽に行える点は、PC環境をクリーンに保ちたいユーザーにとって嬉しいポイントだろう。

 また、キーボードのライティングはレイヤーを重ねて細かくカスタマイズできる点も特徴的だ。特定のキーだけ別の光り方に上書きしたり、光らせないように設定したりするなど、かなり自由度が高いので試してほしい。

CORSAIR iCUEからは、RGBの光り方のカスタマイズも可能

特定のキーだけを異なる光り方にカスタマイズするといった使い方もできる

ゲーミング環境は新たな次元へ

 今回、CORSAIRの超軽量マウス「SABRE v2 PRO」とLCD付きキーボード「VANGUARD PRO 96」を試してみて、ゲーミング周辺機器の確かな進歩と、最新鋭の使い勝手を存分に知ることができた。

 特に、36gというマウスの操作感は衝撃的であり、「ゲーミングマウスといえば、どっしり重め」というこれまでのイメージを持つ人には、一度は試してもらいたい逸品だ。その軽さと応答性の高さは、あなたのゲームプレイを新たなレベルへと引き上げてくれるだろう。

 キーボードもまた、優れた基本性能に加え、LCDスクリーンやサイドのGキーという新たな価値を提供してくれる。実用性と遊び心を両立したこのデバイスは、日々のPCライフをより豊かにしてくれるはずだ。

 ゲーミング環境の見直しを考えているなら、この2つの先進的なモデルは間違いなくチェックすべき製品と言えるだろう。

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