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サードウェーブ、最新GPU「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition」をワークステーション4機種に追加

2025年10月01日 12時45分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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サードウェーブ、最新GPU「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition」を4機種のワークステーションに追加

 サードウェーブは10月1日、同社のワークステーション4モデルに最新GPU「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition」を搭載できるカスタマイズを発表した。受注はオンラインプラットフォーム「ドスパラプラス」にて開始されており、対象モデルは THIRDWAVE Workstation N8632、X6632、N6632、X2632の4機種だ。

高性能GPU「Blackwell Max-Q」の進化ポイント

 新たに追加された「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition」は、前世代「Ada Lovelace」アーキテクチャと比べて大幅な性能向上を実現しているという。

・CUDAコア数:約32%増加
・GPUメモリ:48GBから96GBへ倍増
・メモリ帯域幅:約1.9倍拡大

 これにより、ビッグデータ処理やシミュレーションなど、膨大な計算リソースを必要とするワークロードにも余裕を持って対応可能だ。

AI・映像制作・研究用途に最適化

 単精度浮動小数点演算性能は約130TFLOPS、AI推論性能は最大2.6PFLOPSに到達。新世代Tensorコアと第4世代RTコアの搭載により、リアルタイムレンダリング、AI学習・推論、8K映像制作といった先進的なワークロードでも圧倒的な処理能力を発揮するとしている。

 特にN8632やX6632モデルでは最大4基のGPUを搭載可能 で、プロフェッショナルな開発・制作環境を構築できるのが大きな強みだ。

幅広い業界ニーズに対応する柔軟な構成

 本製品は、研究機関や製造業、メディア・エンターテインメントなど、多様な分野のプロフェッショナルユーザーに向けて提供される。用途に応じた柔軟なカスタマイズが可能で、ユーザーごとに最適化されたワークステーション環境を構築できる点が特徴。

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