Thunderbolt 5ハブのCalDigit「Element 5 Hub」に惚れた! シンプルにポートが増えて格段に使い勝手が向上するぞ
2025年09月28日 10時00分更新
デバイス動作やパフォーマンスに憂いなし
CalDigit「Element 5 Hub」に、いろいろな周辺機器デバイスをつなげてみた。まずは圧倒的なデータ転送速度の恩恵を即体感できるThunderbolt 5エンクロージャーと、データの一時保管ストレージとTime Machineに使用していたThunderbolt 4/USB4エンクロージャーだ。
ほかにも、Thunderbolt 5ポートからのType-CーDisplayPortケーブルでの映像出力、さらに愛用USB DAC FOSTEX「HP-A4」、AVerMedia 4K USBキャプチャーユニット「Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2」などのUSBデバイスを接続した。
Thunderbolt 5エンクロージャーは、以前紹介したTREBLEET製「型番なし」(上)と、ACASIS「TB501Pro」(下)で試している
まずは両Thunderbolt 5エンクロージャーを、「Element 5 Hub」の3基あるThunderbolt 5ポートに順番に接続しMac定番ストレージベンチマークの「AmorphousDiskMark」を実行してみた。
NVMe SSDに、Thunderbolt 5エンクロージャーと相性抜群なSamsung「990 PRO 4TB」を搭載しているのもあり、いずれのポートでも読み出し7000MB/秒、書き込み6500MB/秒のパフォーマンスを安定して発揮した。
下の画像が、TREBLEET「Thunderbolt 5 SSD」を3基のポートに接続した際の結果だ。安定して、Thunderbolt 5ストレージのパフォーマンスを発揮しているのがわかる。
続けて、Type-C-DisplayPortケーブルでディスプレーを接続したうえ(M4 Mac mini HDMI端子とのマルチディスプレー)、背面 USB Type-AポートにUSBバスパワーで動作するUSB DAC「HP-A4」を接続した。
数時間、M4 Mac miniで普段使いしながら、ハイレゾ音源を再生。TREBLEET「Thunderbolt 5 SSD」へのTime Machine実行や、ファイルのコピー、そして、たまにストレージベンチマークを実行してみたが、気になる挙動は一切なく、音楽再生が途切れることもなかった。
また、USBキャプチャーユニットを追加し、オープンソースのビデオ録画、配信ソフトウェア「OBS Studio」を使って、「Thunderbolt 5 SSD」に4K/60fpsで録画してみたが、こちらも問題なく録画できていた。

















