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日本初、ヒューマノイドロボットでAI・CEOを実体化!GMOインターネットグループ、AI・CEO 「ヒューマノイド 熊谷正寿」を実現

GMOインターネットグループ
2025年09月24日

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GMOインターネットグループ
 GMOインターネットグループ(グループ代表:熊谷 正寿)は、グループ会社であるGMO AI&ロボティクス商事株式会社(代表取締役社長:内田朋宏 以下、GMO AIR)とともに、独自LLMでパートナー(従業員)の意思決定を加速するプロジェクト「GMO Brain AI プロジェクト」の一環として、日本で初めてAI・CEOをヒューマノイドロボットで実体化し、AI・CEO「ヒューマノイド 熊谷正寿」を実現いたしました。




【AI・CEO「ヒューマノイド 熊谷正寿」について】
 「ヒューマノイド 熊谷正寿」は、投げかけられた質問に対し、熊谷正寿の思考やフィロソフィー、「GMOイズム」に基づいて回答するAI・CEOです。AIを搭載したヒューマノイドロボット「Unitree G1」(以下、G1)に、GMOインターネットグループの「AI 熊谷正寿」(※1)の開発を通じて培ったノウハウと、GMO AIRが2025年8月におこなった日本科学未来館での実証実験(※2)のノウハウを活用して開発されました。口頭で質問すると音声を認識・理解し、グループ代表 熊谷正寿の思考やフィロソフィー、「GMOイズム」(※3)に基づき、音声で回答します。
 また、既存のAI・CEOに関する事例は、主にバーチャルなアバター、映像、ネット上、または社内ポータル上で運用される形態であり、実体としてロボットに搭載される事例は日本初(※4)となります。
 なお、9月25日(木)に開催予定の「GMO AI・ロボティクス大会議&表彰式」(※5)にて初披露いたします。
 GMOインターネットグループでは、「ヒューマノイド 熊谷正寿」の活用可能性をさらに探るべく、会議やお客様対応などで「ヒューマノイド 熊谷正寿」に活躍してもらい、社内での実用化に向けた検証を継続いたします。また、本検証のレポートも後日公開する予定です。
 本取り組みは、AI活用の域を超え、GMOインターネットグループが100年単位で成長する将来のグループ運営まで見据えた実験です。GMOインターネットグループはAI活用ナンバー1企業グループを目指して、この取り組みを推進してまいります。
(※1)https://group.gmo/news/article/9305/
(※2)https://group.gmo/news/article/9639/
(※3)「GMOイズム」とは、パートナー(従業員)全員が共有・実践すべき行動指針、ノウハウ集、思考法。「すべての人にインターネット」という企業理念の実現と、100年単位で続く組織となるための価値観と成功法則を体系化したもの。
(※4)GMOインターネットグループ調べ
(※5)https://group.gmo/security/ai-robotics/conference/2025/

【「GMO Brain AIプロジェクト」について】
 GMOインターネットグループでは、今後あらゆる局面において意志決定のさらなる高速化が必要であると考え、「GMO Brain AI プロジェクト」を2024年7月より進めてきました。
その第1弾として、社内向け独自AIツール「AI 熊谷正寿」をパートナー(従業員)に向けて2024年12月に社内ポータルサイトで提供開始しました。「AI 熊谷正寿」は熊谷正寿の思考やフィロソフィーとGMOインターネットグループのカルチャーが集約・言語化された「GMOイズム」を学習した“バーチャル知的ナビゲーター”です。チャットボットを通じた対話をおこなうことで、事業における意志決定のさらなる高速化が可能となりました。これまでに3,500セッション以上、6,800回を超える対話が行われてきました。

【グループ代表 熊谷正寿のコメント】
 現在当グループでは、「GMOイズム・GMO流会議術10カ条」に基づき、すべての会議でAIによる録画・議事録作成をおこなっています。これらは、単に業務効率化を図るだけではなく、これまでに会議で私が発言し判断した内容などをAIが理解出来るデータとして蓄積することを真の目的としており、「GMO Brain AI プロジェクト」と地続きの取り組みです。こうして、蓄積した膨大なデータを将来的にAI・CEO「ヒューマノイド 熊谷正寿」に学習させ、あらゆる判断を適切におこなえるよう進化させる予定です。オフィス内を「ヒューマノイド 熊谷正寿」が移動し、社内の重要会議に私の代わりに自ら出向き出席することが出来るようになることも視野にいれています。
 何よりAI・CEOは24時間稼働が可能で、CEOの1日の労働時間を8時間とした場合、その3倍以上の働きを担うことができることが強みです。しかも「ヒューマノイド 熊谷正寿」はコピーも無限大に可能で、何箇所でも同時に稼働させることが出来ます。パートナー全員(8,000人)との1on1の面談実施等、様々な活用方法を考えています。
 インターネット革命後半戦はAIとロボティクスが主役です。人間は食べたり寝たり生きていくための活動が必要な中で、ヒューマノイドロボットは24時間働き続けることができ、この圧倒的な生産性の差は、ビジネスの在り方を根本から変えるでしょう。
 今回、AI・CEOがこれまでの画面上での対話から、実体を持つヒューマノイドロボットとして動き出すことが実現しました。これは日本初の試みであり、AIを取り入れて既存サービスの質を向上させるという我々の理念の実践です。
 将来的には次期グループ代表候補の一人として、現在の経営陣と切磋琢磨できる存在へと進化させることを目指しています。我々はこのヒューマノイドロボットの活用を通じて、『AIで未来を創るNo.1企業グループ』を目指します。






【GMOインターネットグループのAIとロボティクスへの取り組み】(URL: https://group.gmo/ai-history/
 GMOインターネットグループは、産業革命は約55年周期で進行すると捉えています。1995年のWindows95発売がインターネット革命の始まりとすると、折り返し地点にあたる2022年にChatGPTが登場しました。まさに「インターネット革命後半戦」を担う主役は「AIとロボット」であると確信し、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」をスローガンに以下の3つの指針のもと取り組みを推進しています。

1.時間とコストの節約
2.既存サービスの質向上
3.AI産業への新サービス提供

 この取り組みの一環として、以下の事例をはじめ、さまざまなプロジェクトの展開を進めてきました。
■事例1:GMO AI&ロボティクス商事株式会社の設立(https://ai-robotics.gmo/
 GMO AIRは、AI・ロボット事業を担う商社として2024年6月18日に設立されました。AI技術とロボットの導入、活用支援を中心に、さまざまな業界において効率化と自動化を促進する革新的なソリューションを提供します。
 GMO AIRは、国内外のロボットの提供にとどまらず、GMOインターネットグループの強みであるインターネットインフラサービスや、金融事業を活用したレンタルやリース、AIコンサルティングをあわせてご提供することで、人口減少などの社会課題を解決し、安全で持続可能な未来の実現を目指します。
 2025年4月には、お客様の用途やご要望に合わせて動作プログラムを組み込んだヒューマノイドロボットを派遣するサービス、「ロボット人材派遣型サービス」を国内で初めて開始しました。

■事例2:「AI熊谷正寿」のリリース
 「AI 熊谷正寿」は、2024年12月に、GMO Brain AIプロジェクト第1弾として社内に公開した、必要なときにいつでもアクセス可能な「GMOイズム」の指南役として社内向けにリリースしたAIチャットボットです。パートナーは、チャットボットとの対話を通じて、GMOインターネットグループが培ってきた理念・哲学・ナレッジを活用することができます。

【「GMOイズム」とは】
 GMOイズムとは、GMOインターネットグループが掲げる不変の目標「スピリットベンチャー宣言」をはじめ、リーダーの心得、勝利の法則などをまとめたものです。これは一般的には企業理念に相当しますが、全パートナーが定期的に唱和し、心に刻み込み、実践し、コーポレートキャッチである「すべての人にインターネット」を実現するための指針としています。
●参考:スピリットベンチャー宣言 https://www.gmo.jp/brand/#philosophy

【GMOインターネットグループについて】(https://group.gmo/
 GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスをご提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・インターネットセキュリティ、インターネットメディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。
 お客様に喜ばれるサービスを迅速かつ低価格で提供するために、サービスは機器の選定から設置、構築、開発、運用までを内製化することを基本方針としています。そのため、グループ120社以上に在籍する約8,000名のパートナーのうち、ITのモノづくりを担う開発者(エンジニア・クリエイター)が50%を超えています。

以上
【GMO AI&ロボティクス商事株式会社】(URL: https://ai-robotics.gmo/
会社名  GMO AI&ロボティクス商事株式会社
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役社長 内田 朋宏
事業内容 ■AI活用導入支援   
     ■ロボット・ドローン導入・活用支援
資本金  1億円

【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.group.gmo/
会社名  GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム市場 証券コード9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役グループ代表 熊谷正寿
事業内容 持株会社(グループ経営機能)
     ■グループの事業内容
     インターネットインフラ事業
     インターネットセキュリティ事業
     インターネット広告・メディア事業
     インターネット金融事業
     暗号資産事業
資本金  50億円
Copyright (C) 2025 GMO AI & Robotics Corporation, Inc. All Rights Reserved.
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