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パナソニック、電設資材や照明など値上げ 最大90%の品目も

2025年09月17日 16時45分更新

文● G. Raymond 編集●ASCII

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 パナソニックは9月17日、電動工具や電設資材、照明器具、ビルトイン食器洗い乾燥機、住宅設備用エアコンなどについて、段階的に価格改定をすると発表した。原材料費や物流費の高騰を背景に、同社は生産性向上や合理化でコスト抑制に努めてきたが、企業努力だけでは吸収しきれなくなったと説明している。

 最初に値上げされるのは電動工具で、11月1日から平均約23%の改定となる。その後、2026年1月1日には配線器具、電路機器、電設盤、配管機材、住宅システム、自動火災報知設備、住宅火災警報器、マンションインターホン用化粧パネル、BAS/入退室管理システム、調光装置やネットワーク機器など、住宅や建築分野を支える多岐にわたる製品が一斉に値上げされる予定だ。

 改定幅は製品ごとに異なり、住宅用配線器具は約20%、センサ付きの床用コンセントは約25%、OA機器用配線器具は約35%など。ブレーカーは最大50%、押しボタンスイッチは約90%など極端な上昇率も見られる。

 照明器具も2026年1月から改定され、住宅照明は約15%、店舗や屋外向け照明は約30%、補修部品は約70%と高い水準となる。さらに2026年2月には分岐水栓が約10%、3月にはビルトイン食器洗い乾燥機が約2%、4月には住宅設備用エアコンが最大40%値上げされる。

 

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