Adobe「Acrobat」などに致命的な脆弱性　早めにアップデートを

　アドビは9月9日、「Acrobat」や「After Effects」など、同社が提供する複数のWindows／macOS向けアプリに関する脆弱性情報を公表した。

　主な脆弱性の内容と影響を受けるアプリは、それぞれ以下のとおり。

●深刻度：致命的

■任意のコード実行

Acrobat DC

・Windows：25.001.20672以前のバージョン
・macOS：25.001.20668以前のバージョン

Acrobat Reader DC

・Windows：25.001.20672以前のバージョン
・macOS：25.001.20668以前のバージョン

Acrobat 2024：24.001.30254以前のバージョン
Acrobat 2020：20.005.30774以前のバージョン
Acrobat Reader 2020：20.005.30774 以前のバージョン
Dreamweaver：21.5以前のバージョン

●深刻度：重要

■Memory exposure

After Effects：24.6.7以前のバージョン
After Effects：25.3以前のバージョン

　同社では脆弱性を修正した最新版へのアップデートを推奨している。

■関連サイト

• Security update available for Adobe Acrobat and Reader | APSB25-85
• Security update available for Adobe Dreamweaver | APSB25-91
• Security Updates Available for Adobe After Effects | APSB25-86
• アドビ