船の通信環境がここまで進化!東栄リーファーラインがヤマハ製品で実現した快適ネットワーク

文●さとまさ 編集⚫︎ASCII

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東栄リーファーライン、ヤマハのネットワーク製品で船舶内通信環境を革新

 東栄リーファーラインは、船舶内のネットワーク環境を改善するためにヤマハ製ネットワーク機器を導入した。導入機器は「RTX1220」「SWX2200-24G」「SWX2210-8G」「SWX2200-8PoE」「SWX2200-8G」「WLX402」「WLX313」。これらの機器は、進化する衛星通信を最大限に活かしつつ、過酷な気候条件や船舶特有の強い揺れにも耐える高い信頼性を実現しているという。

高速インターネット環境で船員の福利厚生を強化

 東栄リーファーラインは、船員の福利厚生を目的に高速かつ安定したインターネット環境を整備。ヤマハ製品と信頼性の高いNexusWaveを組み合わせることで、従来のVSAT通信に比べてさらに安定した接続を確保。南氷洋の極寒から赤道直下の高温多湿環境まで、幅広い条件下で安定稼働し、通信環境を改善したという。

遠隔監視と迅速対応で運航効率を向上

 ヤマハのネットワーク機器はLANマップによる遠隔監視・管理に対応。これにより、洋上や海外航行中のトラブルにも即座に対応可能となった。結果として、船員は快適なインターネット環境を享受でき、運航の効率化や業務負担の軽減にも直結している。

船内に設置されているスイッチと無線LANアクセスポイント

6年以上故障ゼロ、安心の耐久性

 導入効果として特筆すべきは、ネットワーク機器の故障率が激減した点だ。導入から6年以上、重大な故障なく安定運用を継続。温度変化や振動に強い設計により、船舶特有の過酷な環境でも安心して使用できるという。東栄リーファーラインは、こうした強固なネットワーク基盤を活かし、常に船員のニーズに応える通信環境を提供し続けている。

 東栄リーファーラインによるヤマハ製ネットワーク製品の導入は、海運業界における通信インフラの新たなベンチマークとなった。安定性・耐久性・利便性を兼ね備えたネットワークは、今後の船舶運用のスタンダードモデルとなるだろう。

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