マクニカは8月31日、国内初となる学生向けバイオセンサ技術コンペティション「BioInnoSense(バイオイノセンス)」を開催。本大会では、東京科学大学チームがテクニカルアワードを受賞し、早稲田大学チームがビジネスアワードを獲得した。
マクニカは、東京大学・東京科学大学・芝浦工業大学・早稲田大学の研究室と連携し、バイオセンサ分野における最先端技術の発掘と社会実装の可能性を広げるために本コンペを企画。異なる専門分野の知識とアイデアを融合させ、新たな価値を生み出すこと、そして次世代のイノベーション人材を育成することを目的としている。
テクニカルアワードを受賞した東京科学大学チームは、アレルギー反応を迅速に判定できるバイオセンサ「アレミル」を開発。バイオ技術と電気回路を組み合わせ、高精度なデータ取得を可能にした。一方、ビジネスアワードを受賞した早稲田大学チームは、アイトラッキング機能を搭載した磁性コンタクトレンズのビジネスプランを提案し、市場での差別化と実用的な価値が高く評価された。
今回の成果により、参加した学生たちは技術力だけでなく、ビジネス的な視点を持つ重要性を学んだ。マクニカは今後も大学と企業をつなぎ、世界で活躍できる人材の育成とテクノロジーの進化に貢献していく方針だ。








