グーグルは9月2日、デスクトップおよびAndroid版の「Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。深刻度「高」を含む複数の脆弱性に対応している。
修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、以下のとおり。
●修正された主な脆弱性
■深刻度(高)
・CVE-2025-9864:V8の解放後使用
■深刻度(中)
・CVE-2025-9865:ツールバーの不適切な実装
・CVE-2025-9866:拡張機能の不適切な実装
・CVE-2025-9867:ダウンロードにおける不適切な実装
●OSごとの修正済みバージョン
■デスクトップ版
・Windows:140.0.7339.80/81
・macOS:140.0.7339.80/81
・Linux:140.0.7339.80
■モバイル版
・Android:140.0.7339.35
デスクトップ版のアップデートは今後、数日から数週間かけて順次展開予定。Chromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。Android版については、数日中にGoogle Playでの公開を予定している。













