サンワサプライは9月1日、USB Type-Cポートからの映像出力とPD(Power Delivery)充電を同時に可能にする拡張アダプター「AD-ALCCPD0シリーズ」を発売した。標準価格は6160円から。直差し型の「AD-ALCCPD01」と、ケーブル一体型の「AD-ALCCPD02」の2種類を用意する。
近年のノートパソコンやタブレットはType-Cポートのみを搭載する機種が増えており、映像を外部ディスプレーに出力すると充電ポートがふさがれてしまうという不便さがあった。同製品は、最大100WのPD充電に対応しつつ、Type-C接続のディスプレイやモバイルモニターに4K/60Hzの高精細映像を出力できる。
直差し型はコンパクトで持ち運び向け。ケーブル型は20cmの長さがあり取り回しがしやすい。どちらもドライバー不要で、簡単にマルチディスプレー環境を構築できる。映像はミラーモードと拡張モードの両方に対応し、用途に応じて使い分けられる。
対応機器はDisplayPort Alt Modeに対応したType-Cポートを持つPCやタブレット、スマートフォン。ビジネス用途のPOSレジや窓口端末、さらにモバイルモニターやARグラスなど、長時間利用を前提とするデバイスとの相性が良さそうだ。













