さいたま市は物価高騰による市民生活の負担を和らげるため、地域通貨機能を備えた「さいたま市みんなのアプリ」を活用し、2つの新しいキャンペーンを始めている。
第1弾は「くらしの”声”を聞かせてキャンペーン」で、8月25日から開始している。対象は市内在住の65歳以上の利用者で、生活上の困りごとやデジタルサービス利用状況に関するアンケートに回答すると、先着3万人に地域ポイント「たまポン」2000ポイントが付与される。集まった意見はアプリ機能の改善や市の高齢者支援策に活用される予定だ。
第2弾は「家計に”ほっ♪”日々のくらし応援キャンペーン」で、8月29日から開始している。市民アプリの電子マネー「さいコイン」で買い物をすると決済額の15%が「たまポン」で還元され、さらにチャージ時の最大3%還元と合わせると、合計で最大18%のポイント還元が受けられる仕組みだ。還元の上限は1人1万ポイント、期間は第1期が9月30日まで、第2期が11月末まで。いずれも予算上限に達し次第終了する。還元総額は10億円規模だ。













