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シャープ、亀山北工場を12億円で売却 4.8億円の売却益を計上へ

2025年08月29日 17時55分更新

文● サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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 シャープは8月29日、三重県亀山市に保有する亀山北工場の土地および建物を、新製品の開発試作などを手掛けるトピアに譲渡することを決定し、同日付けで売買契約を締結したと発表した。譲渡価額は12億円で、2025年9月25日に引き渡される予定だ。

 シャープは、経営方針として掲げる資産の効率化、いわゆる「アセットライト化」を推進しており、今回の譲渡はその一環となる。今回の譲渡により財務体質の改善を図り、ブランド事業を中心とした事業構造への転換をさらに加速させる狙いだ。なお、亀山工場は第2工場についても2026年8月までに親会社である台湾の鴻海精密工業へ売却する方針が示されている。

 今回の固定資産譲渡に伴い、シャープは2026年3月期第2四半期の連結決算において、4億8400万円を固定資産売却益として計上する見込み。譲渡される資産の帳簿価額は5億7300万円だった。

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