マクドナルドの「ポケモン ハッピーセット」をめぐる騒動が消費者の意識に影を落としている。
消費者データ分析サービス「Knowns 消費者リサーチ」を運営するノウンズが8月19日に実施した調査によると、今回の件を知った人のうち47%が「マクドナルドへの好感度が下がった」と答え、37.6%は「変わらない」とした。
発売初日に特典のポケモンカードが配布終了する事態があり、転売目的の大量購入や食べ残しがSNSで批判を浴びたことが背景。ハッピーセットは子どもを主なターゲットにした商品だが、実際には大人の収集欲も購入動機の大きな割合を占めていた。
騒動の要因と考えられる点については、「一部購入者のモラル問題」との回答が最多だったが、「仕組み設計の甘さ」を指摘する声も半数近くあり、準備不足が信頼低下につながったと考えられる。
今後のポケモンコラボに参加したいかを尋ねると、「条件次第で参加したい」が最も多く33.3%を占めたものの、「興味はない」「参加しない」も合わせて55%に達しており、参加意欲は二極化しているようだ。













