Nothingは、同社初のオーバーイヤー型ヘッドフォン「Headphone (1)」の国内発売を発表した。ホワイトとブラックの2色展開で、価格は3万9800円。
独自性のあるデザインとお手頃な価格で、完全ワイヤレスイヤホンではすでに一定の地位を築いているNothing。それに続いて、本格的なオーバーイヤー型ヘッドフォンを国内投入した。
最大の特徴はやはりデザイン。シースルーの外観にアルミニウムのフレームとNothingらしさに溢れている。操作性についてもこれまでのヘッドフォンの常識からあえて外し、タッチコントロールではなく、物理ボタンにこだわっている。具体的には側面のダイヤル式のローラー、左右に引っ張れるパドル、そして丸いボタンから構成され、ANCのオン/オフ、一時停止、早送りなどの操作が可能。ちなみに操作時は無機質な音声アナウンスではなく、吐息や効果音で知らせるのもおもしろい。
サウンド面では、イギリスの老舗ブランド「KEF」との共同作業で設計。40mmカスタムダイナミックドライバーで奏でられるサウンドは、原音に忠実なチューニングが特徴という。
接続はBluetooth 5.3のほか、USB Type-Cロスレス、3.5mmジャックをサポート。バッテリー動作はANCオン時に35時間、オフ時に80時間。5分間の充電で2.4時間の動作(ANCオン時)が可能とのこと。

















