エレコムは、8月下旬より新生児蘇生シミュレーション訓練が低コストでできる専用アプリ付き補助デバイスを新発売すると発表した。
この製品は、新生児蘇生法シミュレーション訓練用の補助デバイスで、聴診器やスマートフォン、タブレットと組み合わせて利用可能だ。
本製品は、聴診器にBluetoothチェストピースを取り付け、スマートフォンやタブレットに専用アプリ「Saving Baby」をインストールして利用する。これにより、訓練用コントローラーやバイタル表示用モニターとして活用できるという。Bluetoothチェストピースは、障害物がない環境で最大10mまでの電波到達距離を持ち、1回の満充電で約12時間連続使用が可能である。
エレコムは、「世界中の赤ちゃんの命を守る医療者の力になりたい」という想いで本製品を開発したという。実践的で効果的なシミュレーション教育を提供し、医療者が確かな技術を身につけられるようサポートすることを目指している。このデバイスを使用することで、訓練生はスマートフォンと連携したモニターから得られるバイタル情報をもとに処置を行い、指導者はその情報を使って指導することができる。
デバイスの大きさは幅約40×奥行64×高さ20mm、重量は32gで、持ち運びにも便利だ。








