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メルカリがNFT事業を本格化、自社マーケットで新規NFTを直接販売へ

2025年08月14日 18時55分更新

文● サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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 メルカリは8月14日、フリマアプリ「メルカリ」内でNFTの取引ができるマーケットプレイス「メルカリNFT」において、新たにNFTの販売を開始したと発表した。

鑑定済みトレカと交換できるNFTがくじ形式で登場

 同社はこれまで、価値の循環を拡大する取り組みの一環として「メルカリNFT」を提供してきた。従来は海外のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で扱われるNFTの購入や出品に対応していたが、今回の発表により、事業者が発行する新規NFTを「メルカリNFT」上で直接購入できるようになった。

 第一弾として、RWA(Real World Asset)サービス「TCG STORE」のNFTが登場。購入したNFTは、好きなタイミングで鑑定済みの実物トレーディングカードと交換できる。このNFTは「メルカリNFT」の「くじを引く」機能から購入可能だ。

 メルカリは今後、アートやエンターテインメントなど、トレーディングカード以外のさまざまなカテゴリーにおいても国内外の事業者やIPホルダーと連携し、新規NFTコンテンツの発行および販売を進めるとしている。これにより、デジタルマーケットプレイスとしての「メルカリNFT」をさらに拡大していく方針だ。

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