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2024年に実施されたクラウドファンディングで話題に

釣り竿なのにポケットに入る! だけど小さすぎて釣り竿に見えない! そんな「Tiny Reel」が気になる

2025年08月09日 15時00分更新

文● モーダル小嶋 編集●ASCII

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 釣りに必要不可欠なアイテム、釣り竿。ただ、長くて持ち運びが大変なものも多い。釣り竿がポケットに入るサイズだったらいいのに……。そんな願いを叶える(かもしれない)アイテムが発売されています。

 キャステムは8月7日から、世界最小級サイズの釣り竿「Tiny Reel(タイニーリール)」の取り扱いを開始しています。Amazon、楽天市場などで販売されており、価格は9980円。

Image from Amazon.co.jp
釣り竿 釣り リール 軽量 携帯 小型 コンパクト キャンプ Tiny Reel タイニーリール クラウドファンディング【Tiny Reel ブラック】

 2024年に実施されたクラウドファンディングで話題となった、手のひらサイズでどこにでも持ち運べる小型設計の釣り竿です。本体サイズは幅10×高さ5.2×奥行き2.7cm、重量およそ150g。

 車のサイドポケットやリュック、ポケットに入れておけばすぐに釣りができる携帯性の高さが魅力だそう。

「ポケットサイズ」という言葉に偽りのないサイズ感

出張などでもカバンに入れて邪魔にならない

リールのつまみ部分は本体に収納可能

 使い方としては、糸を本体に巻いてからルアーをセットし、投げ縄の要領で振り回して、遠心力でポイントに向かって投げる。そして本体側面のリールを回して糸を引く……という感じです。

 使用環境(風や、付けているルアーの重量)などにもよりますが、およそ5m先くらいまで投げられるとのこと。なおリール部分は右巻き専用となっており、左巻きへの変更はできません。ドラグ機能(魚が強く引いたときに糸が切れないように、糸を少しずつ放出する機能)も付いていません。

 使用する糸は、ナイロンの1号が推奨されています。その場合、海ならアジやシロギス、川ならイワナなどならいけると思いますが、スズキやブラックバスだとちょっとしんどいかも……という感じです。

 気になる点としては、5m程度までしかルアーが投げられないため、沖の方のポイントには届かないこと。岸から近くのポイントに向けて何度も投げ込む釣りスタイルになるでしょう。

 また、普通の釣り竿なら竿を“握って”支えられるわけですが、Tiny Reelの場合は魚がかかった際のテンションを2本の指で支える形になるため、魚と格闘している間に指がかなり痛くなる可能性はあると思います。ドラグ機能もありませんし。

 とにかく、サイズがコンパクトであるがゆえの携帯性が魅力。割り切った釣り方であれば活躍してくれそうではあります。本格的な大物狙いではなく、岸から近い位置の小魚とたわむれるホビーのための釣り竿として使ってみたいですね。

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