いまGIGABYTE”渡辺技師”が推すレシピはコレ! キラキラを魅せる小型ゲーミングPCを組もう
Micro ATXケースにMini-ITXマザーボードの真意は!?
渡辺技師が推す最後のパーツは、170×170mmのコンパクトサイズにギュッと機能が詰まっているMini-ITX規格マザーボードの「B850I AORUS PRO」だ。
レシピのPCケース「C201 PANORAMIC」は、Micro ATX対応なのに、なぜMini-ITX? と思うことだろう。もちろん渡辺技師がMini-ITXマザーボードをチョイスしたのには明確なワケがある。それがMicro ATXよりも小型なMini-ITXでは、PCの内部がスッキリとした見た目になるという点だ。
Mini-ITXマザーボードは、拡張スロットがビデオカード向けのx16スロットのみになるなど、拡張性はダウンするが最低限必要とする機能は備えている。
組み上げた渡辺技師レシピのパフォーマンスをチェック
渡辺技師のおすすめレシピにはCPU、メモリー、ストレージが含まれていないので、それらは自由に選べる。せっかくなので、ゲームに特化した定番人気CPUの「Ryzen 7 9800X3D」などを組み合わせて、そのパフォーマンスを確かめてみた。
| テスト環境 | ||
|---|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 9800X3D」 (8コア/16スレッド、最大5.2GHz) |
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| CPUクーラー | GIGABYTE「AORUS WATERFORCE X II 360」 (簡易水冷、360mmサイズラジエーター) |
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| マザーボード | GIGABYTE「B850I AORUS PRO」 (AMD B850、Mini-ITX) |
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| メモリー | CORSAIR「VENGEANCE RGB DDR5 DDR5-6400 64GB (DDR5-6400、32GB×2) |
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| ストレージ | Western Digital「WD_Black SN850 NVMe SSD 2TB」 (2TB、PCI Express 4.0×4) |
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| ビデオカード | GIGABYTE「Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16G」 (Radeon RX 9060 XT、16GB GDDR6) |
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| PCケース | GIGABYTE「C201 PANORAMIC」 (ミドルタワー、Micro ATX) |
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| 電源ユニット | GIGABYTE「UD850GM PG5 V2 GP-UD850GM PG5 V2」 (850W、80PLUS GOLD) |
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まずは、CPUの16スレッドがフルロードされる「CINEBENCH 2024」を実行した。すると、Multi Coreのスコアは、Ryzen 7 9800X3Dの性能を最大限に引き出せていると言える結果となった。
PC全体のパフォーマンスを計る「PCMark10」を実行すると、総合スコアは1万ポイント超えに。日常的な作業やビデオ会議などのビジネスタスクの性能を測る「Essentials」、表計算や文書作成といったオフィスアプリケーションの性能を測る「Productivity」、そして写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation」といったスコアは、いずれも推奨スコアの倍以上に達している。
古めのテストプリセットではあるが、日常からオフィスワーク、軽い写真、動画の編集までスムーズに行なえるはずだ。















