Ryzen 9 9955HXとRTX 5070 Ti 12GB Laptop GPUを採用
300Hzを存分に活かせる性能、いつでもどこでもFPSを遊びたいあなたにはこのゲーミングPCが最適!
2025年07月29日 11時00分更新
ゲーミングパソコン購入を検討する際に、使用場所や用途に合わせてデスクトップかノートを選択することになる。自宅でしっかりとしたスペースが確保できる場合はデスクトップでも大丈夫だが、持ち運んで使いたい、デスクが狭いという場合は、ノートのほうが合っているだろう。
しかし、ゲーミング用途を想定した場合、ノートパソコンだとデスクトップと比べると性能が下がり、自身が目的としているタイトルがしっかり動くか不安という考えが浮かぶ人もいるだろう。
実際にデスクトップ用のCPUやGPUと比べると、ノートパソコン向けは少し性能が下がるというのは事実だ。しかし、最近のCPUやGPUはノート向けでもしっかりと性能が出るため、そこまで心配する必要はないと個人的には考えている。
今回、サードウェーブのゲーミングパソコンブランド「GALLERIA(ガレリア)」の16型「GALLERIA ZL9R-R57T-6 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』」(以下、GALLERIA ZL9R-R57T-6)を試す機会が得られたのだが、結論からいうと本機の2560×1600ドット・300Hzのリフレッシュレートをしっかりと使えて、かつ外付けディスプレーに接続しても存分に遊べる性能を持っていることがわかった。
では、その各種ベンチマークを計測した結果を紹介していこう。なお、GALLERIA ZL9R-R57T-6の主なスペックは以下のとおり。
| GALLERIA ZL9R-R57T-6の主なスペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 9955HX(最大5.4GHz)16コア/32スレッド |
| グラフィックス | GeForce RTX 5070 Ti 12GB Laptop GPU+Radeon 610M |
| メモリー | 32GB(16GB×2、DDR5-5600) |
| ストレージ | 1TB SSD(Gen4 NVMe) |
| ディスプレー | 16型(2560×1600ドット)、リフレッシュレート300Hz |
| 通信規格 | 有線LAN(2.5GBASE-T)、無線LAN(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4 |
| 内蔵ドライブ | ー |
| インターフェース | USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort 1.4対応、PD対応/100W)、USB 3.2 Gen2 Type-C(DisplayPort 1.4対応、PD対応/100W~140W)、Mini-DisplayPort、HDMI 2.1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、有線LAN端子(2.5GBASE-T) |
| 内蔵カメラ | フルHDウェブカメラ/IR カメラ(Windows Hello対応) |
| サイズ/重量 | およそ幅3567×奥行256×高さ31mm/約2.4kg |
| OS | Windows 11 Home(64bit) |
ディスプレーの2560×1600ドットの高解像度を存分に活かせる性能
まずは、定番の3DMarkを計測。結果は、「Speed Way」が4259、「Steel Nomad」が3820、「Steel Nomad Light」が16977、「Port Royal」が10850、「Time Spy Extreme」が15704、「Time Spy」が8314という結果になった。
4K解像度で計測するSteel Nomadだと、スコアーが4000弱とあまり伸びていないが、本機のメインとなるWQHD解像度で計測するSteel Nomad Lightだと、1万5000以上と高スコアーを記録している。レイトレーシングオン時の性能をチェックするPort Royalでも、スコアーは1万以上とまずまずといっていいだろう。
続いて、パソコンの総合性能を計測る「PCMark 10」をチェック。結果は、総合が8591とこれまた高めのスコアーを記録した。詳細を見ていくと、基本性能を示すEssentialsが11487、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが10871、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが13781と、いずれも1万を超えている。
ノートパソコンだと、ゲーム用とだけでなく仕事のメインマシンやクリエイティブ用途に使うことを想定している人も少なくないと思う。そういった人にとっては、ゲーム以外も超快適というのはうれしいポイントではないだろうか。
ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードが7227.77MB/s、リードが5924.94MB/sという結果になった。ゲーミングにおいては文句なしのスピードで、クリエイティブにおいても十分通用する速度だと感じる。








