改めて考える、DHT-S218のポテンシャル
今回、ちょっと珍しい試し方をしてみたことで、DHT-S218の本当のポテンシャルに気づけた。
DHT-S218は、オーディオメーカーによるオーディオグレードの音を手軽に楽しめるサウンドバーでありつつ、“誰もが”楽しめる製品だと思うのだ。
たとえば、最近人気の小型プロジェクター。Google TVを内蔵したスマートモデルが増えている一方で、内蔵スピーカーの貧弱さが、映像の世界に浸る上ではネックになるケースは少なくない。せっかくの大画面も、音が伴わなければ没入感は台無しになってしまう。そこにDHT-S218を加えれば、映像と音の格差が解消され、驚くほど完成度の高いエンタメ環境が完成する。
入力方法も豊富で、本稿で紹介しているHDMI以外に、光デジタル端子、3.5mmオーディオ端子経由でのアナログ入力、Bluetoothを使ったワイヤレス接続にも対応するから、PC、テレビに加えて、スマートフォンをさっと繋げて、再生中の音楽をリビングのBGM代わりに楽しむといった使い方もできる。
つまり、DHT-S218は単に“音がいいサウンドバー”というより、日常の、音にまつわるシーンのすべてを、簡単に一段上の体験に引き上げてくれるデバイスなのだ。
何度も観た映画も、DHT-S218でもう一度観たい、遊び飽きたゲームも、DHT-S218でもう一度遊んでみたい……そんな気持ちにさせてくれる製品だ。















