エレコムは7月22日、無線LANルーターに関する重要なファームウェアのアップデートを実施した。
今回のアップデートでは、既に判明していた二つの脆弱性への対策を講じている。対象製品は「WRC-BE36QS-B」「WRC-W701-B」で、対策済みのファームウェアバージョンはVer.2.1.3以降だ。
今回のアップデートによって、悪意のある第三者による不正ログインが行われた際に、ドキュメント化されていないデバッグ機能が有効化されるリスクや、任意のコマンドが実行される可能性がある脆弱性を解消したという。
エレコムでは、工場出荷時の設定では自動的に更新されるように設計しているが、設定を変更しているユーザーに対しては、手動でファームウェアを確認・更新することを推奨している。






