このページの本文へ

ワコム、6.9万円のイラストタブレット ペン付きですぐ描ける

2025年07月17日 13時15分更新

文● @sumire_kon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
製品の告知イラスト

 ワコムは7月17日、描くことに特化したAndroidタブレット「Wacom MovinkPad 11」を発表した。7月31日発売予定で、直販価格は6万9080円。

 MovinkPad 11は、一般的なタブレットとは異なり、「描く」ことに特化した製品。OSはAndroid 14を搭載し、PCとの接続や複雑な初期設定をすることなく、初心者でもすぐに使い始めることができる。

製品イメージ

 ディスプレーは11.45型で、解像度は2200×1440ピクセル。屋外でも見やすい高輝度仕様で、光の反射や映り込み、指紋の付着を抑える特殊加工も施されている。

 描く作業に欠かせないタッチペンは、充電不要の「Wacom Pro Pen 3」が付属。こちらは鉛筆をイメージした細いペン先と握りやすい形状の軽量モデルで、長時間使っても疲れにくいことが特徴だ。

製品の利用イメージ

 さらに「Quick drawing」機能を使えば、ディスプレーをペンで軽く長押しするだけで、スリープ状態からすぐに描き始めることも可能。描きたいときすぐ描ける、クリエイターには嬉しい機能といえるだろう。

 ソフトウェア関連では、「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」の2年間ライセンスが付属するほか、気軽なスケッチ向けのアプリ「Wacom Canvas」や制作データを自動整理する「Wacom Shelf」を標準搭載。Wacom Canvasで描いた下書きをシェアボタンでCLIP STUDIO PAINT DEBUTへ送り、本格的に手を入れるような使い方もできる。

付属ソフトの利用イメージ

 同社の直販サイト「ワコムストア」では7月17日から7月30日まで、本製品の予約キャンペーンを台数限定で実施中。対象ユーザーには特典として、ペンやケーブルの持ち運びに便利な「Wacom Rollup Case」がプレゼントされる。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン