ワコムは7月17日、描くことに特化したAndroidタブレット「Wacom MovinkPad 11」を発表した。7月31日発売予定で、直販価格は6万9080円。
MovinkPad 11は、一般的なタブレットとは異なり、「描く」ことに特化した製品。OSはAndroid 14を搭載し、PCとの接続や複雑な初期設定をすることなく、初心者でもすぐに使い始めることができる。
ディスプレーは11.45型で、解像度は2200×1440ピクセル。屋外でも見やすい高輝度仕様で、光の反射や映り込み、指紋の付着を抑える特殊加工も施されている。
描く作業に欠かせないタッチペンは、充電不要の「Wacom Pro Pen 3」が付属。こちらは鉛筆をイメージした細いペン先と握りやすい形状の軽量モデルで、長時間使っても疲れにくいことが特徴だ。
さらに「Quick drawing」機能を使えば、ディスプレーをペンで軽く長押しするだけで、スリープ状態からすぐに描き始めることも可能。描きたいときすぐ描ける、クリエイターには嬉しい機能といえるだろう。
ソフトウェア関連では、「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」の2年間ライセンスが付属するほか、気軽なスケッチ向けのアプリ「Wacom Canvas」や制作データを自動整理する「Wacom Shelf」を標準搭載。Wacom Canvasで描いた下書きをシェアボタンでCLIP STUDIO PAINT DEBUTへ送り、本格的に手を入れるような使い方もできる。
同社の直販サイト「ワコムストア」では7月17日から7月30日まで、本製品の予約キャンペーンを台数限定で実施中。対象ユーザーには特典として、ペンやケーブルの持ち運びに便利な「Wacom Rollup Case」がプレゼントされる。
















