シグニファイジャパンは7月10日、スマート照明「Philips Hue(フィリップスヒュー)」シリーズの新製品として、最新規格のHDMI 2.1に対応したエンターテイメント専用デバイス「Philips Hue Play HDMI シンクボックス 8K」(以下、シンクボックス8K)を発売した。Amazon.co.jpおよび楽天市場にて販売を開始している。Amazon.co.jpでの価格は4万9800円。
8K映像と照明がシンクロ、遅延のないサラウンド照明を実現
シンクボックス8Kは、従来モデルの後継品として新たにHDMI 2.1をサポートしたことで、8K解像度の高精細な映像やゲーム、音楽とHueライトのシンクロを可能にした。映像ソースがディスプレーに届く前に信号を受け取る仕組みにより、常に遅延のない光の演出を実現する。これにより、部屋に設置した複数のHueライトが映像コンテンツと連動して光り、部屋全体が光に包まれる「サラウンド照明」が生み出され、まるで映画の世界に入り込んだかのような臨場感を体験できるという。
本体には4つのHDMI入力端子を備え、ゲーム機やストリーミングデバイスなどを最大4台まで接続可能だ。スマートスピーカーとの連携にも対応しており、「ライトの同期を開始して」と話しかけるだけで、再生中のコンテンツと照明のシンクロが始まる。
同社が推奨する「サラウンド照明」の楽しみ方として、テレビやPCモニターの背面に「TVライトリボン」、下部に「ライトチューブ」、そして両脇に「フロアライト」や「テーブルランプ」を配置する例を挙げている。これにより、光が空間全体に広がり、最高の没入感が得られるとしている。
Hueライトと映像などをシンクロさせるには、シンクボックス8Kのほかに、フルカラー対応のHueライトとシステムの中核を担う「Hue ブリッジ」が必要だ。設定はHueアプリの指示に従うだけで簡単にでき、ライトの明るさや色、シンクロの強さなどをコンテンツに合わせて自由にカスタマイズし、自分だけの演出を作り出すことも可能だ。















