ニコニコ動画などでお世話になった人も多いのでは
「AviUtl2」登場!? 動画編集ソフト「AviUtl」の後継版リリース、6年ぶりの更新で話題に
2025年07月08日 11時30分更新

ソフトウェア開発者のKENくん氏は、「AviUtl」の最新版となる「AviUtl ExEdit2 beta1」を7月7日にリリースしました。同氏が運営している「AviUtlのお部屋」からダウンロードできます。
AviUtlは、AVIファイルを編集・加工、各種コーデックで圧縮して出力できる無料の動画編集ソフトです。
フリーソフトで動作が軽量でありながらも、エフェクトをかけたりテキストを配置したりといった編集が比較的容易にできることが特徴。多くのサードパーティー製のプラグインが配布されており、ニコニコ動画などの動画サイトに投稿するための動画編集に利用する人も多いことで知られています。
32bitのアプリケーションとして開発されており、2019年10月にバージョン1.10がリリースされてから、公式のアップデートはありませんでした。

今回リリースされたAviUtl ExEdit2 beta1は、「AviUtlと拡張編集を纏めて新しくゼロから作り直したツールのテスト版」とのこと。AviUtlの後継版として考えるのであれば、2019年10月以来の更新となります。
Windows10(64bit)以降に対応しており、動作にはDirectX11.3、AVX2に対応したCPUが利用できる環境が必要です。互換性については、以前のAviUtlの入力・出力プラグイン(32bitDLL)、拡張編集のスクリプトは互換対応しているものの、一部機能には対応していないとしています。
6年ぶりの“更新”とあってネット上では「AviUtl2」として話題となり、Xでも「AviUtl2」がトレンド入りしたほど。今回リリースされたものはテスト版ということもあり、今後の更新も近い内に実施されるのかもしれません。
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