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トレンドマイクロのパスワードマネージャーに脆弱性 インストールでファイル消されるおそれ

2025年07月03日 11時10分更新

文● @sumire_kon

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トレンドマイクロのロゴ

 Japan Vulnerability Notes(JVN)は7月3日、トレンドマイクロ製「パスワードマネージャー(Windows版)」に関する脆弱性情報を公開した。同社もヘルプページで対処法を明らかにしている。

 公開された脆弱性は「CVE-2025-48443」と「CVE-2025-52837」の2件。JVNによると、具体的には以下のような問題が生じる可能性があるという。

・パスワードマネージャーインストール時に、任意のファイルを削除される(CVE-2025-48443)
・任意のファイル、フォルダを削除し、権限昇格される(CVE-2025-52837)

 脆弱性を含む製品のバージョンと動作プラットフォームは以下のとおり。

脆弱性を含む製品:パスワードマネージャー(Windows版)
対象バージョン:
・CVE-2025-48443:
バージョン 5.0.0.1266およびそれ以前
・CVE-2025-52837:バージョン 5.8.0.1327およびそれ以前

 開発元のトレンドマイクロは、すでに修正版をリリース済み。対象バージョンを利用中の場合、自動配信経由でアップデート可能だ。

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