6月も終わりますが、日本では全国的に気温が上がっています。6月30日、猛暑日地点・真夏日地点の数が2025年の最多を更新したそうです。
そんな真夏の猛暑に対する強い味方、エアコンの電源を入れようとしたときに、リモコンの電池が切れていたとしたら……どうでしょうか。ゾッとしませんか。ヒヤッとしませんか。いや、ゾッとしてもヒヤッとしても暑いんですけどね。……そんなことを言っている場合ではありません。なんとかしなくては。
リモコンが使えない場合にそなえて、多くのエアコンには本体に“応急運転用”のスイッチがあります。スイッチの場所はメーカーや機種によって異なるのですが、一般的にはフロントパネルを外した前面に設置してあることが多いです。
パナソニック製エアコンの「応急運転ボタン」の位置
ただ、このスイッチだけで細かい設定ができる機種はほとんどありません。多くの場合はスイッチを押すと、室内や室外の温度や湿度などをもとに設定を選択したり、設定温度が固定されていたりする“自動運転”になります。それでも、動かないよりはマシ。エアコンを動かしてから、リモコンの電池などを用意する準備をしましょう。
なお、応急運転用のスイッチは、メーカーによって名前が異なるほか(例:ダイキンは「運転/停止ボタン」、パナソニックは「応急運転ボタン」など)、押した際の動作も機種によって異なります。いざというときに慌てないよう、事前にお使いのエアコンの取扱説明書を読んでおきましょうね。












