ついに約933gになった! 10万円台で買える「ThinkPad X13 Gen 6」はしっかり丈夫で使いやすいおすすめの機種
継承されているThinkPadらしさ
ThinkPad X13 Gen 6は、軽量かつ薄型フラットな形状であり、薄いブリーフケースなどにも入れやすい。しっかりとした作りの筐体には安心感があるし、黒を基調に要所要所に赤や光沢感のあるブラックのロゴをあしらったデザインもThinkPadらしさがあっていい。フィーリングは仕事を中心に日常的にパソコンを使いたい人によってちょうど良く、非常にバランスが取れて使いやすい製品に仕上がっている。性能面で不満を感じる人も少ないだろう。
長く使い続けるための配慮もいい。パソコンの使用期間はどんどん伸びており、買い替えまで5年以上になることも珍しくなくなった。冒頭で述べたようにWindows 10のEOSが近づいている中、安心で長く使えるパソコンを探している人にはぜひ検討して欲しい製品だ。これまで長い間ThinkPadを使っていて新しい機種を手にしようとした人にとっては違和感なく安心して買い替えていける機種だし、初めて手にする人がThinkPadがどんなものかを知る上でもいいだろう。
1992年に登場したThinkPadの歴史はそのままノートパソコンの歴史だといってもいいが、象徴的な黒と赤の筐体など、その長い歴史の中、ここまで頑固に本質を変えない意思を継続しているブランドは稀だろう。ThinkPadには続けることの価値、新しさを取り入れつつも、敢えて変えないことへのこだわりがある。コンサバな面もあるが、パソコンがわかっている人ほどその難しさと価値も理解できるだろう。
インテルCPU搭載モデルは直販価格10万円台後半から買えるリーズナブルさも魅力の一つだ。パソコンを買うのであればなるべく長く使え、バランスが取れた使い勝手で愛着を持てる機種がいい。堅牢でキーボードが上質なThinkPadに興味があったが、重量や価格などを理由に購入の選択肢から外れていた。そんな人にこそThinkPad X13 Gen 6はおすすめだし、手軽にThinkPadの世界を体験できる機種として手に取ってもらいたい。


