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ついに約933gになった! 10万円台で買える「ThinkPad X13 Gen 6」はしっかり丈夫で使いやすいおすすめの機種

文●ASCII

提供: レノボ・ジャパン

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 Windows 10のサポート終了が10月14日に迫っている。パソコンの買い替えを検討している人も多いだろう。

 Windows 11が2021年にリリースされて以降、この5年で大きく進んだのがノートパソコンの軽量化だ。特に携帯性を重視したモバイルノートパソコンでは1kgを切る軽量な本体と、コンセントにつながなくても長時間使えるバッテリーの搭載が進んでいる。ThinkPadも例外ではない。

 モバイルノートのメインストリーム機種である「ThinkPad X13」もついに1kgを切り、2025年発売の最新世代機「ThinkPad X13 Gen 6」では最も軽い構成で約933gとこれまでにない軽量な本体を手に入れている。

 ThinkPad Xシリーズは2000年の「ThinkPad X20」以来、およそ25年も続いた伝統ある系譜を持つ。時代に合わせて形態は少しずつ変わっているが、携帯性を重視する世界のユーザーに長く支持されてきた。ThinkPad X13 Gen 6はその最新世代であり、日本のユーザーの声を色濃く反映した「軽量性」「長時間駆動」「使いやすさ」にフォーカスしている。

 その真髄は、ThinkPadの持ち味である堅牢性の高さやキーボードの打ち心地など長く使えるパソコンとして妥協しないことにある。数値だけを見れば、もっと軽い機種、もっと薄い機種もあるのだが、システムとしての完成度がとても優れていて、触ればすぐに分かる安心感と心地よさを備えており、ユーザーがパソコンへと向かう30cmの距離で見た際に、要所要所で凄みを感じさせる製品となっている。重量の軽さも本質は変えず、可能な部分を「1g単位」で削っていく地道な取り組みが結実した点にある。

 ThinkPad X13 Gen 6はインテルのCore Ultra(シリーズ2)を搭載することで性能面でも十分だが、価格は10万円台後半から買えるリーズナブルさだ。買いやすく、多くの人に勧めやすいという点でも注目だ。レノボのThinkPadの中核を占める、注目パソコンの現在地点を探っていこう。

この記事で書かれていること:

・ThinkPad X13 Gen 6とは?
・基本スペックのおさらい
・圧倒的な軽さを実現できた理由は?
・使いやすさに直結する、細部へのこだわり
・拡張性も十分、ビジネスノートとしての基本性能は?
・長期間使える機種にするための取り組み
・継承されているThinkPadらしさ

●ThinkPad X13 Gen 6(試用機)の主なスペック

CPU: Core Ultra 225U(12コア、14スレッド、最大1.5GHz)
メモリー: 16GB
ストレージ: 512GB(M.2 PCIe 5.0 x4)
画面サイズ: 13.3型(1920×1200ドット)
グラフィック: 内蔵(Intel Graphics、2GB)
インターフェース: Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen1、HDMI出力、マイク/ヘッドホンジャック
通信: Wi-Fi 7ほか
本体サイズ: 約299.3(W)×207(D)×17.75(H)mm(最薄部9.85mm)
バッテリー駆動時間: 動画再生時:最大約13.1時間、アイドル時:最大約26.1時間(JEITA 3.0)
OS: Windows 11 Home

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