Japan Vulnerability Notes(JVN)は6月25日、ブラザー工業が提供するWindows版ドライバーインストーラーに関する脆弱性情報を公開した。同社もサポートページで対処法を案内している。
公開された脆弱性のCVE番号は「CVE-2025-49797」。JVNによると本脆弱性により、以下のような問題が起こる可能性があるという。
・管理者権限で任意のプログラムを実行される可能性がある(CVE-2025-49797)
同社は本件を「全製品共通のサポート情報」として発表。準備が整った製品から、順次修正版ソフトの提供を始める方針だ。
また、一時的な脆弱性の回避方法として、「ルーターなどを経由してインターネットに接続し、保護されたネットワーク環境で各製品を使用する」「セキュリティーソフトで悪意のあるプログラムの実行を阻止する」など手法も案内している。













