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オートチャージOFFでも被害に

PayPayで73万円取られる… 体験談がSNSで話題に

2025年06月20日 15時35分更新

文● @sumire_kon

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PayPayのロゴ

 6月18日、PayPayを装ったフィッシングメールにより、短時間で73万円をだまし取られたとユーザーが報告し、インターネットを中心に話題となっている。

 自身のnoteで被害を報告したAppliss氏によると、事態の大まかな流れは以下のとおり。

1.「PayPayカード」を名乗る偽の請求金額案内メールが届く
2.メール内の「請求明細を確認する」のリンクをクリック
3.ページが切り替わり、画面に表示されたQRコードをPayPayアプリで読み取るよう促される
4.QRコードを読み取ると、PayPayに紐付けた銀行口座からPayPay残高への出金と、「WINTICKET」(オートレースのネット投票サービス)への支払いが発生
5.PayPayと銀行口座の紐付けを解除するまで、4の状態が継続

 同氏によると、送られてきた偽のメールは本物と区別できないほど完成度が高く、何の疑いもなくリンクをクリックしてしまったとのこと。QRコードの読み取りについても、ログイン認証の一種と勘違いしてしまったという。

 本件は、銀行口座からPayPay残高へのオートチャージをオフにした状態で発生。被害額はおよそ73万円で、Appliss氏はすでにPayPayへの連絡と警察への相談を済ませているという。

 6月20日12時現在、PayPayおよびWINTICKETから本件に関する発表はなく、正確な状況はわかっていない。

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