JN-IPS238G120F-C6をレビュー
120Hz&USB Type-C給電対応で約1.9万円の最安級23.8型ゲーミングディスプレー、仕事用もこれでよくない?
提供: 株式会社JAPANNEXT
JAPANNEXTの「JN-IPS238G120F-C6」は、フルHD(1920×1080ドット)のIPSパネルを搭載する23.8型ゲーミングディスプレーだ。120Hzのリフレッシュレートや0.5ms(MPRT)の応答速度など、ゲーミング向けのスペックを備えながらも、直販価格は1万8980円とかなりお手頃である。
本機をオススメしたいイチバンの理由は、「USB Type-C」を搭載していること。ここで読者のほとんどは、「ゲーミングディスプレーにUSB Type-Cっていります?HDMIかDisplayPortで十分でしょ」と引っかかりを感じるかもしれない。
だが、JN-IPS238G120F-C6のUSB Type-Cは映像入力端子としてふるまうほか、USB給電をサポートしているので、対応デバイスなら最大65Wで充電できる。つまり、Windows 11世代の最新ノートPCとの相性が抜群なのだ。
USB Type-C入力&給電はWindows 11搭載ノートPCに最適
まずは、インターフェースから見てみよう。以下の画像を見ると、左からHDMI、DisplayPort、USB Type-Cと並んでいる。それぞれ1基ずつだが、家庭用ゲーム機やゲーミングPCなどのハードウェアを複数接続できるので十分だろう。
先述の通り、ノートPCとJN-IPS238G120F-C6をUSB Type-Cケーブルで接続すると、画面表示とノートPCへの給電ができた。これならノートPC側のACアダプターがいらないので、机の上はすっきりしたものだ。会社にJN-IPS238G120F-C6があれば、ACアダプターを持ち運ぶ手間もなくなる。
もちろん、JN-IPS238G120F-C6の電源アダプターは事前に接続しておく必要はあるが、ノートPC側から見る”ケーブルを挿すだけですぐに使える”という手軽さは、「ブ〇ーレットおくだけ」や「ポチっとな」に近いものがある(伝わらなかったら申しわけない……)。
本機には1本のUSB Type-Cケーブルが付属しているため、開封してすぐに利用できるところも好印象だ。一方で、HDMIやDisplayPortケーブルは付属しないが、安価なモデルゆえ致し方ないところだろう。
「すべて」とは言い切れないが、現在多くのWindows 11搭載ノートPCで、USB Type-Cを搭載している。そして、その機種のほとんどがUSB Type-Cは画面出力・充電・データ転送をサポートしている。また、それを後押しするように、Microsoftは2025年5月30日(北米時間)、「WHCP(Windowsハードウェア互換性プログラム)」における、USB Type-Cの最低要件を引き上げたことを明らかにしている。
いわく、「USB-IF認証済みシリコンの採用」「USB PDによる充電」「DisplayPort Alt Modeによる映像出力」などが最低要件。これにより今後販売するWindows 11搭載ノートPCは、USB Type-Cケーブル1本で「データ転送」「充電」「映像出力」できる機種がさらに増えるはずだ。
2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了する前に、Windows 11搭載ノートPCを購入する人は多いだろう。データ転送・映像出力・充電が可能なUSB Type-Cを活用してみてほしい。そのうえで、ケーブル1本でマルチディスプレーが構築でき、かつゲーミングでも有用なJN-IPS238G120F-C6は、魅力的な選択肢になるだろう。
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