6月17日午前、全国の医療機関などで、マイナンバーカードの保険証機能(マイナ保険証)を利用できないトラブルが発生した。厚生労働省が原因を調べている。
報道によると、トラブルは同日10時頃から発生。内容は病院や調剤薬局などに設置された読取り機で、マイナ保険証を読み取れないというものだ。
X(SNS)ではトラブルの発生後、複数のユーザーが「(マイナ保険証の代わりに)紙の保険証を提示した」旨をポスト。また、厚労省による一般ユーザー向けの案内が不十分との指摘もみられた。
実際、同日14時現在、厚労省の公式Xアカウントなどでは本件に関する情報を発信しておらず、十分な案内がなされていたとは言えない状況だ。
なお、今回のようなトラブルに遭遇した場合、有効期限内の「紙の保険証」を利用するか、マイナポータルからダウンロードできる「資格情報」のPDFファイルを印刷し、マイナンバーカードと一緒に提示することで保険証の代わりとすることができる。マイナ保険証ユーザーは、この機会に資格情報のダウンロードと印刷をしておくとよさそうだ。
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