MSIの26.5インチ4Kモデル「MAG 272UP QD-OLED X24」をレビュー

最高のゲーミング環境じゃないか!憧れの4K OLED・240Hzゲーミングディスプレーを試したら3D酔いしづらかった

文●飯島範久 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

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 OLEDの場合は、同じ画像を表示し続けると焼付きの可能性がある。それを避けるために、「MSI OLED CARE 2.0」を搭載。ピクセルシフトやエッジ検出、タスクバー検出などパネルを保護する機能が用意されており、OSD画面で設定できる

「MSI OLED CARE 2.0」は、OSD画面から設定する

滑らかで残像感0な上、発色がいいのでプレイしやすい

 さっそく試用してみたが、組み立てはツールレスで設置は簡単。調整機構もスイベルが左右30°、チルトが-5°~15°、高さが最大110mm、ピポットが左右90°と充実しているので、プレイしやすい角度に合わせやすい。

スイベルは左右30°

チルトは-5°~15°

高さは最大110mm

ピボットは左右90°で、縦型ディスプレーとしても利用できる

 ディスプレー表面はハーフグレア仕様で発色がよく、反射防止コーティングが施されているので、光源の反射はかなり抑えられている。部屋のライトなどで画面が見づらくなりにくい。

 アンチブラーのテストを「blurbusters」のサイトでチェックしたが、カメラで撮影しても、にじみがなく残像感は0だ。実際ゲームもプレイしたが、FPS系ゲームでは速い動きもしっかり認識でき、筆者は3D酔いもしづらく感じた。発色もよくHDRによる逆光表現も秀逸で、OLEDならではのゲーミングの楽しさを堪能できる。

「Ghosting Test」をカメラで撮影。肉眼ではもちろん、写真でもブレが見られない

PS5の1440p表示や120Hz駆動にも対応

 PIP/PBP表示に対応しているので、別の作業をしながらゲームをすることも可能。24.5インチモードも用意されており、格闘ゲームなど画面全体を把握しつつ視線をあまり変えずにプレイしたい、という場合に利用するとよさそうだ。ただし、リフレッシュレートは最大120Hzになる。

PIP表示は、サイズや場所を設定できる。他の作業と同時に作業するときに有効かも

24.5インチモードにすると、一回り以上小さい画面表示になる

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