Interop Tokyo 2025 現地レポート

両社の高信頼・高可用技術を反映、10年間の長期保守サポートも提供

フォーティネットとアラクサラがタッグ 日本向けスイッチブランド「FS-AX」が誕生

文●福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 フォーティネットジャパンは、2025年6月9日、アラクサラネットワークスとの協業により、日本市場向けの新ネットワークブランド「FortiSwitch-AX(以下FS-AX)」を立ち上げたことを発表した。初の共同開発製品となるスイッチ「FS-AX600Fシリーズ」は、6月11日~13日に幕張メッセで開催している「Interop Tokyo 2025」の共同ブースにて展示されている。

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 FS-AXは、2021年の協業締結による、共同開発プロジェクトによって生まれている。両者が培ってきた高信頼・高可用技術が、フォーティネットのネットワークプラットフォーム「FortiSwitch」に実装され、セキュリティとネットワークを柔軟かつ堅牢に統合できるよう設計されていることが特徴だ。

 プラットフォーム共通化により、コスト最適化や品質安定化を実現。日本の各種規制や商習慣、業界特性に対応した、最新のネットワークおよびセキュリティ機能が提供される。

 サポートについても、国内にワンストップ対応の窓口を設置し、長期利用ニーズに応える。外資系ネットワークセキュリティベンダーでは初めてとなる「10年間の保守サポート」を提供し、幅広い世代のOSにも対応予定としている。

独自の長期サポート体制

共同開発のFS-AXスイッチは、Interop Tokyo 2025のフォーティネットジャパン/アラクサラネットワークスブース(小間番号:4N27)で展示中だ