ゲーミングマウス「Rival 3 Wireless Gen 2」
無線&高精度でゲームが変わる、SteelSeriesの新世代エントリーマウス「Rival 3 Wireless Gen 2」
2025年06月22日 10時00分更新
クリック精度とワイヤレスの自由を両立した1台
ゲームの勝敗を左右するのは、マウスの性能と言っても過言ではありません。FPSやMOBAといったジャンルでは、わずかな入力遅延やクリック感の違いが、プレイ精度に大きく影響します。そんな中、SteelSeriesから登場した「Rival 3 Wireless Gen 2」は、手頃な価格ながら本格的なゲーミング性能を備えた注目モデルです。
先代「Rival 3」から進化した本モデルは、遅延の少ない無線接続や高精度センサーを搭載し、エントリー層だけでなく中級者ゲーマーにも応えるポテンシャルを持ち合わせています。手に馴染む左右対称デザインで、軽量ながらしっかりとした耐久性も兼ね備えている点も見逃せません。
また、最大200時間のバッテリー寿命やBluetoothとの切り替え機能も搭載され、PCゲームだけでなく、ノートPCやスマートデバイスとの併用にも最適。今回はそんな「Rival 3 Wireless Gen 2」の使い心地やパフォーマンスを、実際の使用感を交えつつレビューしていきます。
Rival 3 Wireless Gen 2のメリット
ポイント(1)必要十分なゲーミング性能
Rival 3 Wireless Gen 2は、応答性と精度を高いレベルで両立した、バランスのよいマウス。クリックレイテンシーは1.9msと低く、素早いアクションにも即座に反応。400IPSのトラッキング速度と最大18000DPIの高解像度センサーを搭載しており、繊細な視点移動から大きなスワイプまでしっかりとトレースします。
加えて、最大加速度40gと高いトラッキング性能により、プロゲーマー顔負けの操作精度が得られます。普段あまり高価なマウスに手を出せないユーザーにとって、このスペックはまさに「価格以上」。日常的なカジュアルプレイはもちろん、競技的なゲーム環境でも十分通用するスペックといえるでしょう。
ポイント(2)バッテリーも接続も完全ワイヤレス
2.4GHzワイヤレス接続とBluetooth接続の2系統に対応しており、場面に応じた柔軟な使い分けが可能。付属のUSBドングルを使えばゲーミンググレードのワイヤレス接続ができ、Bluetoothではさまざまなデバイスに手軽に接続できます。
バッテリー寿命も非常に優秀で、2.4GHz接続時は最大200時間、Bluetoothでは最大450時間の駆動が可能。さらに、単4電池1本で動作するため、軽量化にも貢献しています。電池交換が手間に感じる人には、充電式電池の使用もおすすめ。ワイヤレスの自由と長時間の使用を両立した、非常に優れた設計です。
ポイント(3)耐久性◎
ゲーミングマウスに求められるのは、ただの高性能だけではありません。Rival 3 Wireless Gen 2は、耐久性の面でも抜かりなし。クリック耐久回数は6,000万回を誇り、長時間の使用や激しいプレイにも耐えうる設計となっています。
高精度なメカニカル・スイッチは、最初のクリックから最後まで一貫した押し心地を維持。特にFPSなどの連打系タイトルではこの安定感が大きな武器となります。高耐久と心地よいフィードバックが両立された、実用的なクリック感を持つ一台です。
購入時に注意したい側面
ライティングはもう少し華やかでもよかった
SteelSeriesらしい丸みのあるスタイリッシュな見た目ではあるものの、RGBライティングに関してはやや物足りなさを感じます。ボディーの一部に光るエリアはあるものの、演出効果は控えめで、視覚的なインパクトには欠けます。
特にゲーミングデバイスらしい派手さやカスタマイズ性を期待しているユーザーにとっては、やや残念なポイントかもしれません。有線版では底面が大きく光る仕様となっていただけに、無線モデルでももう少し華やかさが欲しかったところです。
シンプルな機能でカスタム性は省かれている
性能面では文句なしのRival 3 Wireless Gen 2ですが、拡張性やカスタマイズ性はやや乏しい印象です。プログラム可能なボタン数も限られており、MMOやRTSのような複雑な操作を必要とするタイトルにはあまり向いていません。
また、重量や形状の調整機能がないため、カスタムマウスに慣れたユーザーにとっては少々物足りなさを感じるかもしれません。とくに、自分好みに細かく設定したい上級者にとっては、この点がネックになる可能性があります。
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