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劇場版「帰ってきたサム・アルトマン」実現か?

OpenAIのCEO解任騒動、アマゾンが映画化 タイトルは「Artificial」

2025年06月05日 18時40分更新

文● @sumire_kon

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OpenAIのロゴ

 米アマゾンが、2023年にOpenAIで起きたサム・アルトマンCEOの解任騒動をもとにした映画を制作することがわかった。6月3日、海外メディア「The Hollywood Reporter」(THR)が報じている。

 報道によると、本作のタイトルは、英語で”人工的な”あるいは”不自然な”という意味をもつ「Artificial」。製作はAmazon MGM Studiosになるとされている。脚本は米国のコメディー作家サイモン・リッチ氏が務め、監督は「君の名前で僕を呼んで」などで知られるルカ・グァダニーノ氏との交渉が進んでいるという。

 撮影開始は2025年夏を予定しており、サンフランシスコなど複数の地域でロケを実施するとみられる。

 前述の解任騒動は2023年11月17日、OpenAIの取締役会がサム・アルトマンCEOの辞任を発表したことに始まる一連の出来事。取締役会による事実上の社内クーデターで、同氏は事前通告もなく、突然会社を追い出される形となった。

 本件を受け、同社と提携するマイクロソフトのサティア・ナデラCEOは11月20日、サム・アルトマン氏や元OpenAI社員の受け入れを表明。

 さらにその2日後(11月22日)、OpenAIがアルトマン氏のCEO復帰を発表し、騒動は一応の収束をみた。

 アルトマン氏の復帰にはサティア・ナデラ氏の助力があったとされているが、突然の辞職発表に至った理由や復帰にあたり話し合われた内容については、明らかにされていない。

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