300+のSaaS・DBのAPIを活用しよう! CData API ServerにCDataコネクタを追加
本記事はCDataが提供する「CData Software Blog」に掲載された「CData API ServerにCDataコネクタを追加する方法 | 300+のSaaS・DBのAPIを活用しよう!」を再編集したものです。
こんにちは!マーケ担当の加藤です。
CData API Server は、MySQL、PostgreSQL、Snowflake などのDB / DWH からSalesforce、kintone などのSaaS まで、300種類以上の業務システムのデータをセキュアにAPI として公開できるAPI 開発ツールです。
業務システムへの接続からAPI として公開するまでをノーコードで簡単に実現でき、API ドキュメントも自動生成してくれます。
https://www.cdata.com/jp/apiserver
さて、API Server にはデフォルトでDB / DWH 系のコネクタが搭載されており、ワンクリックですぐに接続設定を開始できるようになっています。
一方、SaaS 系データソースはデフォルトで組み込んでおらず、ユーザー側のニーズに合わせてフレキシブルに追加できます。
本記事では、API Server に各種サービス向けのコネクタを追加する方法をご紹介していきます。
API Server にコネクタをインストール
それでは、API Server にコネクタを追加する手順をSalesforce を例に説明していきます。
まずは、API Server を起動して「Connections」ページに移動、「接続を追加」ボタンをクリックしましょう。
以下のような「接続を選択」画面が表示されます。デフォルトではインストール済みのコネクタしか表示されないため、「インストール済み」のチェックマークを外しましょう。
すると、インストール可能なコネクタの一覧が表示されます。
インストールしたい業務システムの名前を検索ボックスに入力してみましょう。今回は「salesforce」で検索してみます。
Salesforce コネクタが表示されるので、カードの右側部分の「コネクタをインストール」をクリック。
「コネクタをインストール」というポップアップが表示されるので、「自動インストール」のまま「インストール」しましょう。
成功すると、以下のようなメッセージが表示されます。
インストールしたコネクタ用のライセンスを追加
さて、ここまででAPI Server へのコネクタ追加は完了しました。API Server で追加コネクタを利用するには、追加するコネクタ用のライセンスが必要になります。ここからはライセンスの入手・設定方法を説明していきます。
ライセンスの入手には、利用したいデータソース用のCData JDBC Driver が必要になります。Salesforce JDBC Driver は以下からダウンロードできるので、今回はこのドライバーを使用します。全ドライバーで30日間の無償トライアルが利用できるので、現時点で購入の手続きなどは必要ありません。
その他のJDBC Drivers は、以下からダウンロードできます。
https://www.cdata.com/jp/jdbc/
コネクタをダウンロードしたら、ウィザードに従ってインストールしてください。
ライセンスファイルをAPI Server に読み込ませる
インストールが完了したら、コネクタのライセンスファイル(.lic 形式のファイル)をAPI Server 側のフォルダにコピーします。
ライセンスファイルは、以下のパスに格納されています。
C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for <データソース名> 2024J\lib\cdata.jdbc.<データソース名>.lic
Salesforceの場合であれば以下です。
C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Salesforce 2024J\lib\cdata.jdbc.salesforce.lic
このファイルを、以下の場所にコピーします。
C:\ProgramData\CData\apiserver\libs
※上記はWindows環境での例です。他のOSをご利用の場合は、インストールパスが異なる場合があります。
コピーが完了したら、コネクタを利用する準備が整いました!
API Server にコネクタを追加して接続設定
それでは接続設定をしていきましょう。最初と同様、Connectionsページに移動して、「コネクタを追加」をクリックします。
追加したコネクタの右側にある、「接続を設定」アイコンをクリックしましょう。
接続設定画面が表示されるので、必要な情報を入力して「保存およびテスト」をクリックしましょう。Salesforce であれば「Salesforce への接続」をクリックして、ログインするだけです。
これで、API Server からSalesforce に接続できるようになりました!
おわりに
今回は、CData API Server に各種コネクタを追加・設定する手順をご紹介しました。デフォルトで搭載されているDB / DWH系のコネクタに加えて、Salesforce をはじめとする300種類以上のSaaSコネクタを柔軟に追加することで、より幅広い業務システムのデータをAPI 化できるようになります。
コネクタの追加は、インストールからライセンス設定まで含めてシンプルな手順で完了できます。30日間の無償トライアルも利用できるため、まずは試してみて、実際の業務でどのように活用できるかを検証してみてください。
API Server を使ったAPI 開発についてご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。