Premium Line Z890FDをレビュー
モンハンワイルズも4Kプレイ! RTX 5070&絶妙PL1設定のCore Ultra 7 265Kを採用する高品質ゲーミングPC
2025年05月23日 10時00分更新
FF14なら4Kゲーミングも現実的
もう少し、実際のゲームに近いベンチマークソフトとして、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)でもPremium Line Z890FD
の性能を確認してみよう。
描画負荷が軽量なタイトルのため、アッパーミドル構成ではWQHDでも余裕がある。そこで、解像度は4K、画質プリセットは「最高品質」、フルスクリーン表示でテストした。
スコアーは11869、評価は「とても快適」なので、問題なく4Kでプレイできそうだ。ただし、レポート出力機能で詳細を見てみると、平均フレームレートこそ約82.8fpsと余裕があるが、最低フレームレートは54fpsと60fpsを切っていた。
MMORPGでは常時30fps超えが1つの指標となっている。しかしながら、理想はより滑らかなプレイフィールが得られる常時60fps超えだ。画質はやや落ちるが、気になる方はNVIDIA DLSSを有効にしてフレームレートを底上げしてもいいだろう。
「黒神話:悟空」はレイトレーシング設定次第で4Kもイケる
続いては、グラフィックの美しさが魅力のアクションRPG「黒神話:悟空」のベンチマークソフト(以下、黒神話ベンチマーク)。解像度は4K、画質レベルは最も高画質な「最高」を選択。さらに、フルレイトレーシングをONにして、レベルは最大の「超高」で試してみた。
しかし、こちらは重量級のタイトルのため、アップスケーラーを使わないと4Kんも高画質プレイは厳しそうだ。そこで、DLSSを有効にしてサンプリング解像度は「50」に接待。フレーム生成も有効化した。
平均フレームレートこそ59fpsとなっているものの、95パーセンタイルでは52fps、最低フレームレートは50fpsと60fpsを下回った。実際のゲームではもう少し落ちることが予想されるため、できれば95パーセンタイルで70fpsは確保したいところだ。
そこで、画質レベルを「最高」から「超高」に1段落として再チャレンジ。
平均フレームレートは64fps、95パーセンタイルは57fpsと若干改善した。そこまで劇的な効果があったわけではないものの、画質レベルを落とすことでフレームレートはいくぶん向上することがわかった。
とはいえ、あと一歩届いていない。そこで、今度は画質レベルは「超高」にしたまま、レイトレーシングレベルを「中」に変更してみた。
今度は平均フレームレートが79fps、95パーセンタイルでも72fpsと、4Kでも快適に遊べそうな結果が得られた。黒神話:悟空では、画質レベルよりもレイトレーシング設定を変えるほうが、フレームレートが改善されやすいことを覚えておこう。
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