三井住友カード、ソフトバンク、PayPayの3社は5月15日、デジタル分野で包括的な業務提携について、基本合意に達したことを明らかにした。
提携に伴い、三井住友カードとPayPayでは以下の取り組みを実施、または検討する。
1.PayPayアプリで三井住友カードを優遇
・PayPayアプリでのクレジットカード紐づけ決済に、三井住友カード発行のクレジットカードを引き続き利用料なしで利用可能
2.OliveでPayPayを優遇
・OliveアプリでPayPayの残高確認や、三井住友銀行口座とPayPay残高間のチャージ、出金が可能に
・PayPay残高から三井住友銀行口座への出金手数料が無料に
・「フレキシブルペイ」の支払いモードにPayPay残高払いを追加。Oliveを介して世界中のVisa加盟店でPayPay残高による支払いが可能に
3.PayPayポイントとVポイントの相互交換を検討
・PayPay加盟店でもVisa加盟店でも貯まる、使えるポイントサービスの実現を目指す
3社はほかにも、モビリティサービス(シェアサイクル・タクシー配車)など、ソフトバンクのさまざまな領域と三井住友カードの顧客を結びつけ、新たなビジネスの創出に向けた取り組みを進める方針だ。














