MSIのQD-OLEDパネル搭載モデル「MAG 271QP QD-OLED X24」レビュー
残像感ゼロの喜び!ゲーミングPCを最高の環境にするなら一択のOLEDディスプレーが価格ダウンで登場したので極上体験してみた
レイトレーシングでプレイできる「サイバーパンク2077」を試してみたが、ヌルヌル動く映像は美しく、激しい動きでも残像感なくプレイできた。フレームレートは160Hz程度なので、240Hzでも十分なスペックだ。
また、FPSゲームの「Apex Legends」もプレイしてみたが、こちらは線光源が多く、高速で左右に振ると、それが目に残るもののプレイにはそこまで支障にはならない。これは、ディスプレーの問題というより、肉眼での能力によるところが大きい。
PS5でもプレイしたが、1440p/120Hz/HDR機能にしっかり対応。120Hzでプレイできる「フォートナイト」も残像感なくプレイでき、逆光表現が美しい「グランツーリスモ7」は、逆に眩しくてプレイしづらくなるぐらいだ。
もちろん、ゲームだけでなく、クリエイティブな作業にも向いており、Adobe「Lightroom Classic CC」での写真の現像作業も、色味の調整がしやすく、拡大してのスクロールもヌルヌル動いてくれるので、作業が捗る。普通にWebサイトを閲覧する際も、スクロールしながら文字も認識できるので、目も疲れにくいし、サクサクと閲覧可能だ。
11万円台まで抑えられた価格設定でQD-OLEDモデルをゲットだ!
本製品の実売価格は、11万9800円でAmazon限定での販売だ。上位モデルから約3万円安い価格設定となっており、より購入しやすくなっている。
機能的には、KVMスイッチやUSB-C接続、PIP/PBP、PCから設定操作できるなどが省かれているものの、ゲーミングディスプレーとして重要な要素や広色域というメリットは、しっかり確保されているので、そのぶんQD-OLEDを安く手に入れられるのであれば、本製品を選択するのは大いにありだろう。
工場出荷時に色精度を「Delta E≤2」に抑えたキャリブレーションを実施しているので、クリエイティブなユーザーも安心して利用できるので、ぜひ検討してほしい本製品。予算があれば、最高の環境を手に入れるチャンスなので、夏のボーナス払いでぜひ!
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Amazon限定MSI「MAG 271QP QD-OLED X24」
11万9800円

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