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仕事・学業に必須! 推しノートPC特集

2025年05月04日 10時00分更新

文● 畑野壮太、ASCII編集部

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本記事は週刊アスキー3月25日発売号(No.1536)からの転載です。価格などの情報はすべて当時のものとなります。

モバイル、大画面、ゲーム
新しい環境に最適なマシンを入手しよう

 この4月、新社会人・新入学でなくても、部署異動や進級で環境が変わり、仕事内容や授業の内容が大きく変わることがある。それに合わせて、PCを買い替える必要も出てくるだろう。

 どこでも使いたい、ゲームもしたい、大画面がいい。使い方によって選ぶPCは変わってくる。頼りになる相棒を選んで、仕事・学業に邁進しよう。

新生活の相棒ノートPC どう選ぶ?
用途をよく考えて後悔のない選択を

 PCは一度買ったら数年は使うことになる。だからこそ、後悔のない選択をしたい。そのために最も重視すべきは用途だ。最大の分岐点は、本格的なゲームや動画編集をするかしないか。それらをするならGPU搭載が必須。

 ただ、GPU搭載機種は重く、バッテリー持ちも悪い。文書作成や事務作業が主目的ならCPU内蔵でも十分だ。あとは、細かい用途に応じての選択となる。持ち運ぶか、負荷のかかる作業をするか。自身の使用シーンを想像しながら最適なマシンを選ぼう。

仕事・学業に必須 推しノートPCカタログ特集特集

●ノートPC選びでのチェックポイント
・【CPU】AIの流行でNPU搭載機種がトレンド
・【メモリー】32GBがあればマルチタスクが快適に
・【GPU】本格的なゲームや動画編集に必須
・【サイズ】持ち運びが多いなら14インチ以下に
・【独自機能】メーカーによるオリジナルアプリに注目

●推しノートPCカタログ
レノボ/IdeaPad Slim 5 Gen 10
ASUS/ASUS ExpertBook BM1
富士通/FMV Note C CZ-K1 スタンダード
アップル/MacBook Air(M4)13インチ
NEC/LAVIE N16 PC-N1635JA
マイクロソフト/Surface Pro(11世代)
パナソニック/Let's note FV5 CF-FV5GDTCR
VAIO/VAIO SX14-R VJS4R190511G
ASUS/ASUS Gaming V16 V3607VU
MSI/Sword-16-HX-B14VFKG-5001JP

ノートPC選びでのチェックポイントその1【CPU】
AIの流行でNPU搭載機種がトレンド

 PCの性能の要となるCPU。最近のトレンドは、AIの動作に特化したNPU搭載モデルが増えていることだ。

 本特集で掲載している中では、IntelのCore UltraシリーズやSnapdragon X Plus、Apple M4がNPUを搭載している。ローカル環境でAIを動作させることが多いなら、これらを積んだ機種を選ぶのがおすすめだ。

ノートPC選びでのチェックポイントその2【メモリー】
32GBがあればマルチタスクが快適に

 メモリーが多ければPCが一度に処理できるタスクの量が増える。ノートPCを外部ディスプレーに接続して2画面にし、多くのウィンドウを展開しながら作業をするという人は、この数値にこだわろう。基本的には16GBで事足りるが、32GBあれば作業中にPCがモタつくケースはかなり減る。最近は追加できない機種が多いので、その点にも注意が必要だ。

ノートPC選びでのチェックポイントその3【GPU】
本格的なゲームや動画編集に必須

 PCのグラフィック処理を専門に担うのがGPUだ。本格的なゲームや動画編集をするのなら、CPU内蔵の機能では心許ない。だが、それ以外の用途であれば、GPUは不要だ。自分の用途を見定めて機種を決めよう。

ノートPC選びでのチェックポイントその4【サイズ】
持ち運びが多いなら14インチ以下に

 ノートPCのサイズが大きければ、画面が見やすくなるし、映像の没入感も上がる。しかしそのぶん重くなり、可搬性は低下する。

 持ち運んで使うことが多いのであれば、リュックやカバンに収納しやすい14インチ以下がおすすめ。ゲーミングPCなら、大型モデルを選びたい。

ノートPC選びでのチェックポイントその5【独自機能】
メーカーによるオリジナルアプリに注目

 メーカーによってはPCにオリジナルのアプリをプリインストールしているケースがある。たとえば富士通クラウドコンピューティングでは、Web会議で自分を美しく映す「Umore」や、スクリーンショットを自動撮影する「Quick Capture」などの便利機能を搭載している。

高コスパ! OLEDディスプレー搭載で12万円台
IdeaPad Slim 5 Gen 10(14型 AMD) レノボ/12万5840円

IdeaPad Slim 5 Gen 10(14型 AMD)

 14型のOLEDディスプレーが魅力のモデル。明暗をはっきり映し出せるので、映像鑑賞にはぴったりだし、目への負荷も軽い。スペック面も、ビジネス向けPCとしては十分と言える。

 CPUのAMD Ryzen8845HSはグラフィック性能が高いので、マルチディスプレー環境でも安心だ。サイズが14型のためカバンに入れやすく、重さも約1390gと比較的軽い。しかも、Microsoft Officeがついてくる。それでいて12万円台なのだから、本機のコスパは非常に高いと言えよう。

側面には多彩なインターフェースを装備。とりわけ、microSDスロットがあるのは特徴的だ。写真などのデータを扱う人にはぴったりだろう。

大容量メモリーを搭載しマルチタスクに最適
ASUS ExpertBook BM1 ASUS/14万9800円

ASUS ExpertBook BM1

 32GBのメモリーと1TBのストレージ、高い堅牢性が武器のモデル。大量保存した写真・動画などのデータを、たびたび引き出して作業する人に向いている。

 CPUに内蔵された12コアのGPUはグラフィック性能が高く、大容量メモリーとあわせて、マルチディスプレー環境で多くのタスクを同時に消化するシーンには最適だ。

 堅牢性の面では、米国の軍需物資調達規格であるMIL-STD-810Hの基準をクリア。踏んだ、落としたなど、日常に起こりうるほとんどの衝撃に耐えられるので安心。

本機は機構にも特徴がある。ヒンジには、180度開くフラットヒンジを採用。また、バッテリーが交換可能なのうれしい

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